シグナスフロアブル − 適用表・使用方法など詳細情報
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概要
シグナスは、多年生雑草の地下部も抑え、アゼナ、コナギなどSU(スルホニルウレア系化合物)抵抗性雑草にもしっかり効く、優れた水田用除草剤です。
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有効成分情報
適用表
作物名 | 適用雑草名 | 希釈倍率 | 使用液量 | 使用時期 | 使用方法 | 本剤の使用回数 | テフリルトリオンを含む使用回数 | フェントラザミドを含む使用回数 | メタゾスルフロンを含む使用回数 |
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移植水稲 | 水田一年生雑草 | 500mL/10a | 移植後1日〜ノビエ3葉期 ただし、移植後30日まで | 原液湛水散布又は無人航空機による滴下 | 1回 | 2回以内 | 1回 | 2回以内 | |
移植水稲 | マツバイ | 500mL/10a | 移植後1日〜ノビエ3葉期 ただし、移植後30日まで | 原液湛水散布又は無人航空機による滴下 | 1回 | 2回以内 | 1回 | 2回以内 | |
移植水稲 | ホタルイ | 500mL/10a | 移植後1日〜ノビエ3葉期 ただし、移植後30日まで | 原液湛水散布又は無人航空機による滴下 | 1回 | 2回以内 | 1回 | 2回以内 | |
移植水稲 | ウリカワ | 500mL/10a | 移植後1日〜ノビエ3葉期 ただし、移植後30日まで | 原液湛水散布又は無人航空機による滴下 | 1回 | 2回以内 | 1回 | 2回以内 | |
移植水稲 | ミズガヤツリ | 500mL/10a | 移植後1日〜ノビエ3葉期 ただし、移植後30日まで | 原液湛水散布又は無人航空機による滴下 | 1回 | 2回以内 | 1回 | 2回以内 | |
移植水稲 | ヘラオモダカ | 500mL/10a | 移植後1日〜ノビエ3葉期 ただし、移植後30日まで | 原液湛水散布又は無人航空機による滴下 | 1回 | 2回以内 | 1回 | 2回以内 | |
移植水稲 | ヒルムシロ | 500mL/10a | 移植後1日〜ノビエ3葉期 ただし、移植後30日まで | 原液湛水散布又は無人航空機による滴下 | 1回 | 2回以内 | 1回 | 2回以内 | |
移植水稲 | セリ | 500mL/10a | 移植後1日〜ノビエ3葉期 ただし、移植後30日まで | 原液湛水散布又は無人航空機による滴下 | 1回 | 2回以内 | 1回 | 2回以内 | |
移植水稲 | オモダカ | 500mL/10a | 移植後1日〜ノビエ3葉期 ただし、移植後30日まで | 原液湛水散布又は無人航空機による滴下 | 1回 | 2回以内 | 1回 | 2回以内 | |
移植水稲 | クログワイ | 500mL/10a | 移植後1日〜ノビエ3葉期 ただし、移植後30日まで | 原液湛水散布又は無人航空機による滴下 | 1回 | 2回以内 | 1回 | 2回以内 | |
移植水稲 | コウキヤガラ | 500mL/10a | 移植後1日〜ノビエ3葉期 ただし、移植後30日まで | 原液湛水散布又は無人航空機による滴下 | 1回 | 2回以内 | 1回 | 2回以内 | |
移植水稲 | シズイ | 500mL/10a | 移植後1日〜ノビエ3葉期 ただし、移植後30日まで | 原液湛水散布又は無人航空機による滴下 | 1回 | 2回以内 | 1回 | 2回以内 | |
直播水稲 | 水田一年生雑草 | 500mL/10a | 稲1葉期〜ノビエ3葉期ただし、収穫90日前まで | 原液湛水散布又は無人航空機による滴下 | 1回 | 2回以内 | 1回 | 2回以内 | |
直播水稲 | マツバイ | 500mL/10a | 稲1葉期〜ノビエ3葉期ただし、収穫90日前まで | 原液湛水散布又は無人航空機による滴下 | 1回 | 2回以内 | 1回 | 2回以内 | |
直播水稲 | ホタルイ | 500mL/10a | 稲1葉期〜ノビエ3葉期ただし、収穫90日前まで | 原液湛水散布又は無人航空機による滴下 | 1回 | 2回以内 | 1回 | 2回以内 | |
直播水稲 | ウリカワ | 500mL/10a | 稲1葉期〜ノビエ3葉期ただし、収穫90日前まで | 原液湛水散布又は無人航空機による滴下 | 1回 | 2回以内 | 1回 | 2回以内 | |
直播水稲 | ミズガヤツリ | 500mL/10a | 稲1葉期〜ノビエ3葉期ただし、収穫90日前まで | 原液湛水散布又は無人航空機による滴下 | 1回 | 2回以内 | 1回 | 2回以内 | |
直播水稲 | ヒルムシロ | 500mL/10a | 稲1葉期〜ノビエ3葉期ただし、収穫90日前まで | 原液湛水散布又は無人航空機による滴下 | 1回 | 2回以内 | 1回 | 2回以内 | |
直播水稲 | セリ | 500mL/10a | 稲1葉期〜ノビエ3葉期ただし、収穫90日前まで | 原液湛水散布又は無人航空機による滴下 | 1回 | 2回以内 | 1回 | 2回以内 |
特徴
- 多年生雑草の地下部も抑えます。
- アゼナ、コナギなどSU(スルホニルウレア系化合物)抵抗性雑草にもしっかり効きます。
- ノビエの後発生も長期間防除します。
- 直播水稲にも使うことができます。(ただし、薬害をさけるため稲の1葉期以降に使用し、稲の根が露出している時の使用はさけてください。)
使用方法
無人航空機による滴下になります。
使用上の注意
注意事項
- 使用前に容器をよく振ること。
- 使用量に合わせ秤量し、使いきること。
- 本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエ3葉期までに時期を失しないように散布すること。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に散布すること。ウリカワ、ミズガヤツリ、ホタルイは3葉期まで、ヘラオモダカは2葉期まで、ヒルムシロは発生期まで、セリは再生始期まで、オモダカはヘラ葉期まで、クログワイ、コウキヤガラ、シズイは草丈10cmまでが本剤の散布適期である。なお、オモダカ、クログワイ、コウキヤガラ、シズイに対しては、必要に応じて有効な後処理剤との組み合わせで使用すること。
- 浅植え、浮き苗が生じないように、代かき、均平化及び植付作業はていねいに行うこと。未熟有機物を施用した場合は、特にていねいに行うこと。
- 散布に当たっては、水の出入りを止めて湛水状態のまま本剤を水田全面にゆきわたるようにし、少なくとも3~4日間は通常の湛水状態(水深3~5cm)を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしないこと。
- 下記のような条件では薬害が発生するおそれがあるので使用をさけること。
- 砂質土壌の水田および漏水の激しい水田(減水深2cm/日以上)
- 軟弱な苗を移植した水田
- 極端な浅植えの水田および植付け不良で根が露出している水田
- 直播水稲に使用する場合は、薬害をさけるため稲の1葉期以降に使用し、稲の根が露出している時の使用はさけること。
- 本剤はその殺草特性から、いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は十分注意すること。
- 本剤散布後の田面水を他作物に灌水しないこと。
- いぐさの栽培予定水田では本剤を使用しないこと。
- 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにすること。
- 本剤を無人航空機で滴下する場合は次の注意を守ること。
- 滴下は使用機種の使用基準に従って実施すること。
- 滴下に当たっては散布装置のノズルを取り外すこと。
- 作業中、薬液が漏れないように機体の配管その他装置の十分な点検を行うこと。
- 隣接する圃場に水稲以外の作物が栽培されている場合は、無人航空機による本剤の滴下は行わないこと。
- 水源池、飲料用水等に本剤が飛散、流入しないように十分注意すること。
- 薬剤滴下に使用した装置は十分洗浄し、薬液タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理すること。
- 本剤の滴下に使用した無人航空機の散布装置は、水稲以外の作物への薬剤散布には使用しないこと。
- 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないよう注意し、特に初めて使用する場合や異常気象時は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
- 水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用すること。
- 無人航空機による滴下で使用する場合は、飛散しないよう特に注意すること。
- 散布後は水管理に注意すること。
- 散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないこと。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。