ホクコーファーストオリゼプリンススピノ粒剤6 − 適用表・使用方法など詳細情報

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ホクコーファーストオリゼプリンススピノ粒剤6

種類名
スピノサド・フィプロニル・プロベナゾール粒剤
メーカー
北興化学工業株式会社 メーカーサイト
剤型名
粒剤
用途
殺虫殺菌剤

概要

抵抗性誘導型殺菌剤Dr.オリゼを播種時処理処方にしたものが、ファーストオリゼです。メカニズムの異なる殺虫剤の組み合わせにより、相乗効果が発揮されます。プリンスの有効成分であるフィプロニルが0.6%となっています。性状は、淡褐色細粒です。

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有効成分情報

成分名称 含有濃度 IRAC FRAC HRAC 同じ有効成分の製品
スピノサド 0.7500% 5 検索
フィプロニル 0.6000% 2B 検索
プロベナゾール 20.0000% P2 検索

適用表

作物名 適用病害虫名 希釈倍率 使用液量 使用時期 使用方法 本剤の使用回数 スピノサドを含む使用回数 フィプロニルを含む使用回数 プロベナゾールを含む使用回数
稲(箱育苗) いもち病 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5㍑)1箱当り50g は種前 育苗箱の床土に均一に混和する。 1回 1回 1回 2回以内(移植時までの処理は1回以内)
稲(箱育苗) イネドロオイムシ 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5㍑)1箱当り50g は種前 育苗箱の床土に均一に混和する。 1回 1回 1回 2回以内(移植時までの処理は1回以内)
稲(箱育苗) いもち病 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5㍑)1箱当り50g は種時(覆土前) 育苗箱の床土に均一に散布する。 1回 1回 1回 2回以内(移植時までの処理は1回以内)
稲(箱育苗) イネドロオイムシ 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5㍑)1箱当り50g は種時(覆土前) 育苗箱の床土に均一に散布する。 1回 1回 1回 2回以内(移植時までの処理は1回以内)
稲(箱育苗) イネミズゾウムシ 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5㍑)1箱当り50g は種時(覆土前) 育苗箱の床土に均一に散布する。 1回 1回 1回 2回以内(移植時までの処理は1回以内)
稲(箱育苗) フタオビコヤガ 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5㍑)1箱当り50g は種時(覆土前) 育苗箱の床土に均一に散布する。 1回 1回 1回 2回以内(移植時までの処理は1回以内)
稲(箱育苗) イナゴ類 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5㍑)1箱当り50g は種時(覆土前) 育苗箱の床土に均一に散布する。 1回 1回 1回 2回以内(移植時までの処理は1回以内)

特徴

Dr.オリゼを播種時処理処方に

抵抗性誘導型殺菌剤Dr.オリゼを播種時処理処方にしたものが、ファーストオリゼです。

プリンスとスピノとの組み合わせ

メカニズムの異なる殺虫剤の組み合わせにより、相乗効果が発揮されます。

フィプロニルが0.6%

プリンスの有効成分であるフィプロニルが0.6%となっています。

使用方法

登録内容にしたがって、育苗箱処理します。

使用上の注意

効果・薬害等の注意

  • 本剤を育苗床土に混和する場合には薬害を生じる場合があるので、下記の注意事項を遵守すること。
    • 山土、畑土等を使用する場合は、十分に乾燥させてから使用すること。
    • 粒剤を混和した床土は高温多湿での保管をさけ、すみやかに使用すること。
    • 粒剤が破砕されるような過度な混和はさけること。
  • 本剤処理後の低温で生育抑制を生じるおそれがあるので温度管理に注意し、適切な育苗につとめること。
  • 本剤の処理により、軽度の初期生育遅延や葉の黄化を認めることがあるが、その後回復するので通常の管理を維持すること。
  • 本田の整地が不均整な場合は薬害を生じやすいので、代かきはていねいに行い、移植後に田面が露出したりしないよう水管理に注意すること。
  • 本田が砂質土壌の水田や漏水田、未熟有機物多用田の場合は使用をさけること。
  • 移植後、低温が続き、苗の活着遅延が予想される場合は使用をさけること。
  • 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法等を誤らないよう注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

安全使用上の注意

  • 誤食などのないよう注意すること。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせること。
  • フィプロニルによる中毒に対しては、動物実験でフェノバルビタール製剤の投与が有効であると報告されている。
  • 散布の際は農薬用マスク、手袋、不浸透性防除衣などを着用するとともに保護クリームを使用すること。作業後は直ちに身体を洗い流し、うがいをするとともに衣服を交換すること。
  • 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯すること。
  • かぶれやすい体質の人は作業に従事しないようにし、施用した作物等との接触を避けること。
  • 夏期高温時の使用を避けること。
  • 魚毒性等:水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、本剤を使用した苗は養魚田に移植しないこと。 水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に流入しないよう水管理に注意すること。 散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないこと。また、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。
  • 保管:直射日光を避け、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管すること。

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