STパダンオリゼメート1キロ粒剤 − 適用表・使用方法など詳細情報
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- 失効により新たな製造や販売はされませんが、登録が失効した農薬でも使用禁止農薬でなければ最終有効年月までは使用できる可能性があります。
- 不要農薬や空容器などは、廃掃法上の問題を生じさせないよう適切に処分してください。
- 詳しくは、メーカーや農薬取扱事業者、農薬管理指導士等にご相談ください。
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STパダンオリゼメート1キロ粒剤
- 種類名
- カルタップ・プロベナゾール粒剤
- メーカー
- 住友化学株式会社 メーカーサイト
- 剤型名
- 粒剤
- 用途
- 殺虫殺菌剤
概要
パダンとオリゼメートを混合した殺虫殺菌剤です。性状は、類白色細粒です。
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適用表
作物名 | 適用病害虫名 | 希釈倍率 | 使用液量 | 使用時期 | 使用方法 | 本剤の使用回数 | カルタップを含む使用回数 | プロベナゾールを含む使用回数 |
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使用方法
登録内容にしたがって、散布します。
使用上の注意
効果・薬害等の注意
- 本剤を使用した場合には、チオシクラム又はベンスルタップを含む剤は使用しない。
- 使用量に合わせ秤量し、使いきる。
- 砂質土壌及び漏水の大きな水田での使用はさける。
- 籾枯細菌病に対しては効果の不十分な場合があるので、籾枯細菌病のみを対象とすることをさけ、穂いもち病等との同時防除を目的として使用する。
- 本剤は湛水状態(湛水深3~5cm)でまきむらのないように均一に散布し、散布後少なくとも4~5日間はそのまま湛水状態を保ち、田面を露出させたり水を切らしたりしないように注意し、また散布後7日間は落水、かけ流しはしない。
- 本剤は予防的に散布した場合に有効である。葉いもち防除の使用適期日は、初発の7~10日前であるので、発生予察情報に注意して時期を失しないように散布する。穂いもち防除の使用適期は、出穂の3~4週間前である。 また、白葉枯病に対しては、移植後なるべく早い時期に使用する方が有効であるので、移植活着後(移植後7~10日)なるべく早く使用する。 なお、出穂以降の白葉枯病、もみ枯細菌病に対する使用適期は、出穂3~4週間前である。
安全使用上の注意
- 医薬用外劇物。取扱いには十分注意する。 誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせる。 本剤使用中に身体に異常を感じた場合には、直ちに医師の手当を受ける。
- 蚕に対して長期間毒性があるので、散布された薬剤が飛散し、桑に付着するおそれのある場所では使用をさける。
- カルタップによる中毒に対しては動物実験でL-システイン製剤の投与が有効であると報告されている。
- 本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受ける。
- 本剤は皮ふに対して弱い刺激性があるので皮ふに付着しないよう注意する。 付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とす。
- 散布の際は農薬用マスク、手袋、不浸透性防除衣などを着用するとともに保護クリームを使用する。 作業後は直ちに身体を洗い流し、うがいをするとともに衣服を交換する。
- 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯する。
- かぶれやすい体質の人は作業に従事しないようにし、施用した作物との接触をさける。
- 夏期高温時の使用をさける。
- 水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しない。
- 水産動植物(甲殻類、ドジョウ)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用する。養殖池等周辺での使用はさける。
- 散布後は水管理に注意する。
- 直射日光をさけ、鍵のかかるなるべく低温で乾燥した場所に密封して保管する。
火災時の措置
- 非危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し水・消火剤等で消火に努める。
- 乳剤等危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し乾燥砂・消火剤等で消火に努める。
漏出時の措置
- 粉剤・粒剤・水和剤等固体・粉体の場合:漏出時は保護具を着用し掃き取り回収する。
- 乳剤・液剤等液体の場合:漏出時は保護具を着用し布・砂等に吸収させ回収する。
輸送上の注意
- 移送取扱いは、ていねいに行う。
廃棄上の注意
使用量に合わせて秤量し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。