スターナ水和剤 − 適用表・使用方法など詳細情報

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スターナ水和剤

登録番号
17203
種類名
オキソリニック酸水和剤
申請社(者)名
住友化学株式会社 公式サイト
剤型名
水和剤
用途
殺菌剤

概要

スターナは、成分のオキソリニック酸が細菌の細胞分裂に必要なDNAの複製を阻害して抗菌力を発揮し、稲(イネ)のもみ枯細菌病・葉鞘褐変病・内穎褐変病、またハクサイやジャガイモの軟腐病などを防除する殺菌剤です。

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画像 スターナ水和剤 100g 住友化学 殺菌剤 スターナ水和剤 500g
商品名 スターナ水和剤 100g 住友化学 殺菌剤 スターナ水和剤 500g
参考価格
1,000円
(2025/01/29 00:44時点 -詳細はこちら-)
5,438円
(2025/01/29 00:44時点 -詳細はこちら-)
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有効成分情報

成分名称 含有濃度 IRAC FRAC HRAC 同じ有効成分の製品
オキソリニック酸 20.0000% 31 検索

適用表

作物名 適用病害虫名 希釈倍率 使用液量 使用時期 使用方法 本剤の使用回数 オキソリニック酸を含む使用回数
もみ枯細菌病 20倍 - 浸種前 10分間種子浸漬 1回 1回
苗立枯細菌病 20倍 - 浸種前 10分間種子浸漬 1回 1回
褐条病 20倍 - 浸種前 10分間種子浸漬 1回 1回
もみ枯細菌病 20倍 - 浸種後 10分間種子浸漬 1回 1回
苗立枯細菌病 20倍 - 浸種後 10分間種子浸漬 1回 1回
褐条病 20倍 - 浸種後 10分間種子浸漬 1回 1回
もみ枯細菌病 7.5倍 乾燥種籾1kg当り30mL 浸種前 吹き付け処理(種子消毒機使用)又は塗沫処理 1回 1回
苗立枯細菌病 7.5倍 乾燥種籾1kg当り30mL 浸種前 吹き付け処理(種子消毒機使用)又は塗沫処理 1回 1回
褐条病 7.5倍 乾燥種籾1kg当り30mL 浸種前 吹き付け処理(種子消毒機使用)又は塗沫処理 1回 1回
もみ枯細菌病 400倍 - 浸種前 24時間種子浸漬 1回 1回
苗立枯細菌病 200倍 - 浸種前 24時間種子浸漬 1回 1回
褐条病 200倍 - 浸種前 24時間種子浸漬 1回 1回
もみ枯細菌病 200倍 - 浸種後 5時間種子浸漬 1回 1回
苗立枯細菌病 乾燥種子重量の0.5% - 浸種前 種子粉衣(湿粉衣) 1回 1回
褐条病 乾燥種子重量の0.5% - 浸種前 種子粉衣(湿粉衣) 1回 1回
もみ枯細菌病 400〜800倍 - 浸種前 48〜72時間種子浸漬 1回 1回
もみ枯細菌病 200倍 - 浸種前 5〜24時間種子浸漬 1回 1回
もみ枯細菌病 乾燥種子重量の0.3〜0.5% - 浸種前 種子粉衣(湿粉衣) 1回 1回
なし 枝枯細菌病 1000倍 200〜700㍑/10a 収穫45日前まで 散布 3回以内 3回以内
もも せん孔細菌病 1000倍 200〜700㍑/10a 収穫7日前まで 散布 3回以内 3回以内
ネクタリン せん孔細菌病 1000倍 200〜700㍑/10a 収穫7日前まで 散布 3回以内 3回以内
小粒核果類(すももを除く) かいよう病 1000倍 200〜700㍑/10a 収穫7日前まで 散布 3回以内 3回以内
すもも かいよう病 1000倍 200〜700㍑/10a 収穫7日前まで 散布 3回以内 3回以内
すもも 黒斑病 1000倍 200〜700㍑/10a 収穫7日前まで 散布 3回以内 3回以内
はくさい 軟腐病 1000倍 100〜300㍑/10a 収穫7日前まで 散布 3回以内 3回以内
はくさい 黒斑細菌病 1000倍 100〜300㍑/10a 収穫7日前まで 散布 3回以内 3回以内
キャベツ 軟腐病 1000倍 100〜300㍑/10a 収穫7日前まで 散布 3回以内 3回以内
キャベツ 黒斑細菌病 1000倍 100〜300㍑/10a 収穫7日前まで 散布 3回以内 3回以内
ブロッコリー 花蕾腐敗病 2000倍 100〜300㍑/10a 収穫14日前まで 散布 2回以内 2回以内
ブロッコリー 軟腐病 2000倍 100〜300㍑/10a 収穫14日前まで 散布 2回以内 2回以内
ブロッコリー 黒斑細菌病 2000倍 100〜300㍑/10a 収穫14日前まで 散布 2回以内 2回以内
だいこん 軟腐病 1000倍 100〜300㍑/10a 収穫14日前まで 散布 5回以内 5回以内
カリフラワー 軟腐病 2000倍 100〜300㍑/10a 収穫14日前まで 散布 2回以内 2回以内
はなっこりー 軟腐病 2000倍 100〜300㍑/10a 収穫前日まで 散布 2回以内 2回以内
ピーマン 軟腐病 2000倍 100〜300㍑/10a 収穫前日まで 散布 3回以内 3回以内
ねぎ 軟腐病 2000倍 100〜300㍑/10a 収穫7日前まで 散布 3回以内 3回以内
たまねぎ 軟腐病 1000倍 100〜300㍑/10a 収穫7日前まで 散布 5回以内 5回以内
ばれいしょ 軟腐病 1000倍 100〜300㍑/10a 収穫7日前まで 散布 5回以内 5回以内(種いも浸漬は1回以内)
こんにゃく 腐敗病 1000倍 100〜300㍑/10a 収穫14日前まで 散布 5回以内 6回以内(種いもへの吹き付けは1回以内、植付後は5回以内)
こんにゃく 腐敗病 30〜100倍 種いも1㎡当り150mL 植付前 種いも吹き付け処理 1回 6回以内(種いもへの吹き付けは1回以内、植付後は5回以内)
レタス 軟腐病 2000倍 100〜300㍑/10a 収穫7日前まで 散布 2回以内 2回以内
レタス 腐敗病 2000倍 100〜300㍑/10a 収穫7日前まで 散布 2回以内 2回以内
レタス 斑点細菌病 2000倍 100〜300㍑/10a 収穫7日前まで 散布 2回以内 2回以内
非結球レタス 軟腐病 2000倍 100〜300㍑/10a 収穫14日前まで 散布 2回以内 2回以内
非結球レタス 腐敗病 2000倍 100〜300㍑/10a 収穫14日前まで 散布 2回以内 2回以内
トレビス 萎凋細菌病 2000倍 100〜300㍑/10a 収穫3日前まで 散布 2回以内 2回以内
エンダイブ 軟腐病 2000倍 100〜300㍑/10a 収穫14日前まで 散布 2回以内 2回以内
セルリー 軟腐病 2000倍 100〜300㍑/10a 収穫14日前まで 散布 3回以内 3回以内
パセリ 軟腐病 2000倍 100〜300㍑/10a 収穫14日前まで 散布 2回以内 2回以内
チンゲンサイ 軟腐病 1000倍 100〜300㍑/10a 収穫7日前まで 散布 2回以内 2回以内
らっきょう 軟腐病 1000倍 100〜300㍑/10a 収穫7日前まで 散布 3回以内 3回以内
さんとうさい 軟腐病 2000倍 100〜300㍑/10a 収穫7日前まで 散布 2回以内 2回以内
アスパラガス 軟腐病 2000倍 100〜500㍑/10a 収穫前日まで 散布 2回以内 2回以内
ズッキーニ 軟腐細菌病 1000倍 100〜300㍑/10a 収穫前日まで 散布 3回以内 3回以内
にんじん 軟腐病 1000倍 100〜300㍑/10a 収穫7日前まで 散布 3回以内 3回以内
にんじん 斑点細菌病 1000倍 100〜300㍑/10a 収穫7日前まで 散布 3回以内 3回以内
未成熟とうもろこし 褐色腐敗病 1000倍 100〜300㍑/10a 収穫前日まで 散布 3回以内 3回以内
赤焼病 1000倍 200〜400㍑/10a 摘採7日前まで 散布 2回以内 2回以内
きく 斑点細菌病 1000倍 100〜300㍑/10a - 散布 5回以内 5回以内
カラー 軟腐病 30倍 球根100kg当り1〜3㍑ 定植前 球根吹き付け処理 1回 1回
たばこ 空胴病 1000〜1500倍 25〜180㍑/10a 収穫10日前まで 散布 2回以内 2回以内
たまねぎ りん片腐敗病 1000倍 100〜300㍑/10a 収穫7日前まで 散布 5回以内 5回以内
非結球レタス 斑点細菌病 2000倍 100〜300㍑/10a 収穫14日前まで 散布 2回以内 2回以内

特徴

  • 成分のオキソリニック酸が細菌の細胞分裂に必要なDNAの複製を阻害して抗菌力を発揮し、稲(イネ)のもみ枯細菌病・葉鞘褐変病・内穎褐変病、またハクサイやジャガイモの軟腐病などを防除します。特に稲(イネ)のもみ枯細菌病・葉鞘褐変病に対して高い効果を有します。

使用方法

性状は類白色水和性粉末です。
水に希釈して散布します。

農家web編集部からのポイント

  • 耐性菌の出現は現在確認されていないが,今後耐性菌の出現が懸念されるので、イネでの使用は,種子消毒と穂ばらみ末期から穂揃期までの1~2回散布の計2~3回までの使用に抑えるようにしましょう。
  • 展着剤を展着剤を加用するのがおすすめです。

使用上の注意

効果・薬害等の注意

  • 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきる。
  • 浸漬処理の場合は、籾と薬液の容量比は1:1以上とし、種籾はサラン網など粗目の袋を用い、薬液処理時によくゆする。
  • 長時間浸漬の場合は、浸漬処理中に1~2回攪拌する。
  • 粉衣処理は付着をよくするため、湿粉衣とする。
  • 薬液処理した種籾は、風乾後、水洗いせずに浸種する。
  • 消毒後の浸種は水槽で行い、水の交換は原則として初めの2日間は行わない。 その後水を換える場合は静かに行う。
  • 稲に吹付け処理する場合、種子消毒機を使用し、種籾に均一に付着させて乾燥する。 また、塗沫処理の場合は、適当な容器内で種籾を攪拌しながら、薬液を滴下するなどして、種籾に均一に付着させる。
  • カラーに吹き付け処理する場合、噴霧器を使用し、球根全体に薬液を付着させる。 また、薬剤処理後、風乾してから球根を定植する。
  • 野菜類の細菌病に使用する場合、多発条件下では効果が劣る例もみられるので注意する。
  • 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用する。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

安全使用上の注意

  • 誤飲、誤食などのないよう注意する。 誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせる。 本剤使用中に身体に異常を感じた場合には、直ちに医師の手当を受ける。
  • 本剤は眼に対して弱い刺激性があるので眼に入らないよう注意する。 眼に入った場合には直ちに水洗する。
  • 使用の際は農薬用マスク、不浸透性手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用する。 また散布液を吸い込んだり浴びたりしないよう注意し、作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをする。
  • 直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管する。 火災時の措置 ●非危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し水・消火剤等で消火に努める。 ●乳剤等危険物の場合:火災時は、適切な保護具を着用し乾燥砂・消火剤等で消火に努める。 漏出時の措置 ●粉剤・粒剤・水和剤等固体・粉体の場合:漏出時は保護具を着用し掃き取り回収する。 ●乳剤・液剤等液体の場合:漏出時は保護具を着用し布・砂等に吸収させ回収する。 輸送上の注意 ●移送取扱いは、ていねいに行う。

廃棄上の注意

●使用量に合わせて薬液を調製し、使い切る。空容器、空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。

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