ヤンマー(YANMAR)は、クボタ、イセキと並んで日本を代表する大手農機メーカーです。この記事では、ヤンマー(YANMAR)草刈機(刈払機)について、どんな種類、特徴があるのか、徹底解説していきます。
ヤンマー(YANMAR) 草刈機(刈払機)の種類や特徴
ヤンマー(YANMAR)が開発、展開する草刈り機(刈払機)は、
- 電動・エンジン式の「手押し、自走式」(ロータリーモア、ハンマーナイフモア)
のみです。
草刈機の一般的な選び方のポイントですが、基本的には、肩掛け式、背負式をベースとして、圃場が広範囲に渡る果樹園や畑地、畦畔の場合は、手押し、自走式、手押し式でもこなせない程広い場合は乗用式、主に斜面の草刈りを行う場合は斜面草刈機を選択します。

また、草刈機には、エンジン式と電動式があります。
エンジン式はガリソンを使うため、普段ガソリンを使わない一般の家庭では、自宅の庭や駐車場での草刈りには電動式をおすすめします。
農業者の方には、エンジン式をおすすめします。やはり、充電の手間がかからず、ガソリンがあればいくらでも一度に作業ためです。20a超えてくると、電動式の場合、たくさんの予備バッテリーが必要となり、コスト面でも厳しくなります。
肩掛け、背負式の草刈機について詳しく知りたい方は、それぞれのメーカーについて詳しく、種類と特徴を解説していますので、ご参考にしてみてください。
また、草刈機の刃(チップソー・ナイロンコードカッター・樹脂刃など)メンテナンス方法などは下記で詳しく説明しています。
コンパクトハンマーモア YW450H
ヤンマーが開発した軽量の自走式草刈機(コンパクトハンマーモア)です。手押しタイプの草刈り機なので、狭い畦畔や畝間(うね間)の草刈りにも使えます。
三菱の空冷4サイクルエンジンを搭載し、軽量ながらパワフルで使い勝手の良いハンマーナイフモアーです。ハンマーナイフのため雑草を刈るだけでなく、粉砕まで行うことができ、片付け等の後作業が格段に楽になります。
自走式草刈機では、雑草の草丈が高く繁茂しているときによくエンストを起こすのですが、本製品は走行クラッチを離して走行停止し、レバーを握ると少し後進する箇所をハンドルに設けた「握るとバック」の機能で、エンジンにかかる負荷を一時的に軽減し、快適な連続作業をサポートします。
また後輪タイヤに旋回機構が付いていて小回りが効くようになっています。このため、楽に旋回することができます。
製品名 | ヤンマー YW450H |
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機体寸法:全長×全幅×全高(mm) | 1230×560×1070 |
質量(kg) | 67 |
エンジン出力(kW) | 2.2 |
刈刃形式 | フリーナイフ×24枚 |
刈幅(mm) | 450 |
刈高(mm) | 20~55 |
目安市場価格(税込) | 約200,000円 |
ロータリーモアなどの自走式、乗用式の草刈機はこのほか、オーレックが有名です。また派生製品として、芝生を刈る芝刈機(芝刈り機)もあります。
ヤンマー草刈機の修理
ヤンマーの製品が故障した時は、購入した販売店に問い合わせをしましょう。下記HPから販売店の検索をしてみてください。
ヤンマー草刈機(刈払機)を中古で買いたいときは
ヤンマー草刈機(刈払機)は、その性能に比して安価を実現していますので、新品でも手の届きやすい価格になっています。しかしながら、中古でもいいからもっと安く入手したいという人もいるでしょう。その場合におすすめなのが、大手オークションサイトである「ヤフオク!」を利用する方法です。
オークションというと価格を随時確認しなくてはいけないなど煩わしいイメージがあるかもしれませんが、実は現在の「ヤフオク!」には「定額」で出品されている商品が多くあります。「定額」で出品されている商品は、オークション形式とは異なり、表示されている価格に対し購入ボタンを押すだけで即時取引完了となります。このように煩わしさもなくなっているばかりか、農機(農機具、部品)の取扱い数も急拡大しており、非常に使い勝手のよいサービスに進化しています。
以下にリンクを用意しましたので、ぜひ一度のぞいてみるとよいでしょう。
=>ヤフオク!で検索してみるまとめ
ヤンマー(YANMAR)は、日本を代表する農機メーカーです。同時に、マリンプレジャー(プレジャーボート、フィッシングボート、漁船、艤装、舶用システム、海洋設備)、大形舶用エンジン(舶用デュアルフューエルエンジン、舶用補機、SCRシステム、二段過給システム、金属ばね防振システム)、エネルギー(GHP、常用コージェネレーション、ポンプ駆動システム、発電機、トータルエネルギーソリューション)、建設機械(ミニショベル、油圧ショベル、ホイルローダー)、除雪機やさらにスポーツ協賛活動まで手掛けるグローバルカンパニーで、ヤンマー エネルギーシステムなど様々な子会社を有しています。
その中でも、祖業である発動機とともに歩んできた農機は、やはり特別な意味合いをもつようです(農業用発動機としては、ヤマハやホンダも有名です)。農機については製造販売にとどまることなく、新しい営農資材や技術(密苗など)も生み出しています。サポート・メンテナンス体制も整備されており、Dr.AGRI(ドクターアグリ)、アグリソリューションセンター、リモートセンシング、パーツセンターといった他社では見られないサービスを提供しています。
草刈り機、刈払機はコメリやカインズ、ダイユーエイトなどのホームセンターのガーデニング・園芸、資材コーナーにデモ品が置かれていることが多いので、実物を確認することが可能です。草刈機は他に、マキタ(makita)、リョービ(RYOBI)、ハイコーキ(hikoki 旧日立工機)、ボッシュ(bosch)、高儀、工進(koshin)、丸山製作所、ハスクバーナ・ゼノア、共立(やまびこ)、ホンダなどもあります。是非手にとって、重さなどを確かめてください。