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コメリ防草シート オリジナル製品の種類や特徴徹底解説

コメリの店舗の写真 ホームセンター

ホームセンターに行くと防草シートは種類が多く、どれを買っていいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。ここではコメリだけで買えるコメリオリジナルの防草シートについて、その種類や特徴、おすすめ製品までわかりやすく説明します。

コメリオリジナル 防草シートの種類と特徴

コメリのオリジナル防草シートは、クロスシート(織布)が3種類、不織布が1種類あります。

防草シート

耐用年数4年のクロスシート。オリジナル製品のなかで一番安価な防草シートです。サイズは横0.5m×長さ50m、1m×10m、1m×50m、2m×20m、2m×50mの5サイズ。厚みは0.3㎜で素材は透水性のよいポリプロピレンです。耐久性はそれほどないので、頻繁に交換してもよい場所で、安価な防草シートを求めているひとにおすすめのコスト重視の防草シートです。

名称防草シート
不織布or織布織布
サイズ(横×長さ)0.5m×50m
1m×5m
1m×10m
1m×50m
2m×50m
素材ポリプロピレン
カラー
耐用年数4年
価格(1㎡あたり)約93円~159円

高密度防草シート ウィードガード

耐用年数6年のクロスシート。防草シートより高密度に織り込んでいるので耐久性があり、コスパのよい防草シートです。サイズも豊富で、横0.5m×長さ50m、1m×10m、1m×50m、1.5m×50m、2m×50m、3m×50m、4m×50mの7サイズ。横幅が大きいサイズが豊富なので、農地など広い場所などで、敷きやすいサイズがそろっています。

素材は透水性のよいポリプロピレンを高密度で織り込むことで、布自体の強度があるので、人が歩く場所でも使えます。

名称高密度防草シート
ウィードガード
不織布or織布織布
サイズ(横×長さ)0.5m×50m
1m×10m
1m×50m
1.5m×50m
2m×50m
3m×50m
4m×50m
素材ポリプロピレン
カラー
耐用年数6年
価格(1㎡あたり)約129円~198円

高耐久防草シート グランキープ

耐用年数10年のクロスシート。コメリのオリジナル防草シートの中で一番耐久性の高い製品です。素材のポリプロピレンにUV耐候材を配合し、高密度に編み込んでおり引張強度が高い製品です。遮光率も99.9%と高く、高密度ですが特殊コーティングで透水性を維持。厚みは0.8㎜、サイズは、1m×10m、1m×50mの2サイズです。

名称超耐久防草シート
グランキープ
不織布or織布織布
サイズ(横×長さ)1m×50m
2m×25m
素材ポリプロピレン
カラー
耐用年数10年
価格(1㎡あたり)約276~388円

不織布防草シート プロテージPOWER

耐用年数8年の不織布タイプの防草シート。不織布は4層構造になっているので、編み目から雑草が突き抜けにくい構造になっています。スパンボンド方式の不織布で、素材のポリプロピレンの長い繊維を熱で圧着してシート状にするため、薄くても密度が高く、防草効果が高く、透水性もよい不織布です。草を突き破って草がでてこなければ、上に砂利人工芝などを敷くと防草シートの劣化を防げるので、より長期間つかうことができます。

サイズはサイズは横1m×長さ50m、2m×50mの2サイズ。耐久性・透水性に優れ、不織布なので、雑草の突き破りに強いバランスの取れた防草シートです。

名称不織布防草シート
 プロテージPOWER
不織布or織布不織布
サイズ(横×長さ)1m×50m
2m×25m
素材ポリプロピレン
カラー
耐用年数8年
価格(1㎡あたり)約200円

防草シートの選び方

防草シートの選ぶ基準は、主に4つ。

  • 遮光率
  • 透水性
  • 不織布or織布
  • 耐用年数

防草シートは日光を遮断することで、雑草の生長をとめるため遮光率の高さは重要です。また透水性とは、防草シートが水を通す素材のであるかです。素材はポリプロピレンがおすすめ。水を通さない防草シートでは、水はけが悪くなり水たまりなどができてしまいます。

またシートは消耗品です。耐用年数の長いものを選びましょう。不織布と織布では織布(クロスシート)は物理的に弱く、草が防草シートを突き破ってでてきてしまうことがあります。農家などではクロスシートは安価で広範囲に敷く場合などによくつかわれますが、不織布の方が防草効果が高くなります。どちらにしても密度が高いものが防草効果が高い製品です。

耐用年数の短い安価なものは、年月が経つと劣化し、効能が落ちてきます。頻繁に交換したくない場所では耐用年数の長いものを購入したほうが、結果的にコストが安くなることもあります。

コメリのおすすめ防草シート

予算もありますので、一概にこれがおすすめとはいえませんが、防草シートの価格と耐久性は比例します。農家など広い場所に使うのであれば、サイズも豊富でコストパフォーマンスのよい「高密度防草シート ウィードガード」、予算に余裕があり、サイズが合うなら「高耐久防草シート グランキープ」のどちらかがおすすめです。

庭などで、上に砂利や人工芝を敷くのであれば不織布タイプの「不織布防草シート プロテージPOWER」がおすすめです。不織布の方の方が防草効果は高く、下から雑草が突き抜けにくいことや、防草シートの上に、土がたまりそこから雑草が芽をだしてしまうこともあります。織り目から根が土の下に伸びてしまうことがあるので、草が生えたらすぐ取り除くことはもちろんですが、織り目のない不織布がおすすめです。

コメリではオリジナル製品以外にも、多くの防草シートが販売されていますので耐用年数などを参考に、選んでみてください。耐久性が高いデュポン社のザバーンなども販売されています。オリジナル製品はコメリのお店の他、自社のオンラインショップや、yahooショッピング内にもコメリの販売サイトコメリドットコムから購入できます。

Yahoo コメリドットコム

防草シートの敷き方

防草シートは、正しく敷かないと効果が半減してしまいます。前処理が重要です。しっかり除草をして、整地した後に隙間なく防草シートを敷いていくことが大切です。防草シートの敷き方については、詳しい記事がありますので、そちらも参考にしてください。砂利とセットで設置するとより防草効果が高まります。

防草シートは、シートを抑えるピンや粘着シートも必要になります。コメリの防草シートはピンはセットではないため、袋に記載してあるピンの数を参考にピンは別で買う必要があります。粘着シートは、防草シートの継ぎ目をつないだり、ピンの上から貼ることで、防草効果を高めることができます。

執筆者・監修者情報
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農家web編集部のメンバーが「農業者による農業者のための情報サイト」をコンセプトに、農業に関するあらゆる情報を丁寧にまとめてお届けしていきます。
編集部のメンバーは皆、実際に農業に携わりながら情報をまとめています。農学を極め樹木医の資格を持つ者、法人の経営・財務管理に長けている者、大規模農場の営農経験者などバラエティに富んだメンバーで構成されています。他にも農機具やスマート農業機器、ITなどのスキルも兼ね備えています。

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