草刈りには、虫刺されやケガの防止に正しい服装をする必要があります。フェイスガードもその一つです。この記事では、草刈りで使うフェイスガードについてまとめています。
草刈りにフェイスガードは必要?
草刈りをするときにフェイスガードは必要なのでしょうか。答えは必要です。
ではなぜ必要なのでしょうか。草刈機(刈払機)などの道具を使って草刈りをする場合には、安全性が一番の理由です。草刈り機を使って草刈りをする場合には、刈刃が障害物にあたって跳ね返るキックバックといわれる現象や、刃が欠けて飛んでくるリスク。またナイロンコードなどを使う場合には特に、小石や刈り取った草が、自分の方に飛んでくることがあります。
実際に草刈機を使った事故は毎年起きており、作業に慣れている方でも油断をすればケガをするリスクは、高くなります。目を守るためには保護メガネ(ゴーグル)をするのはもちろん、顔全体を守るにはフェイスガードが必要です。フェイスガードは、防護面、フェイスシールド、フェイスプロテクターなどとも呼ばれます。
草むしりや鎌などの草刈りをする場合にも、フェイスガードでなくとも、フェイスマスクなどをして顔の露出を極力するなくすることは、UV対策や防虫のためにも使用をおすすめします。
フェイスガードの種類
形状
フェイスガードは、形は「かぶり型」「ヘルメット取り付け型」「ヘルメット一体型」が主流です。コロナ禍でよく見かけるようになった、メガネ式やサンバイザー型などは、障害物が飛んでくることを想定してつくられているものではないので、強度が弱い可能性もあります。草刈り用のものを使いましょう。
「かぶり型」は、その名のとおり頭に直接かぶって装着するフェイスガード。おでこの部分は、ポリエチレンなどの樹脂でできているものが多く、ヘットギアの部分は、頭の上と後ろで調整することができるものもあります。ヘルメットをかぶらないでよい場所などでは帽子と組み合わせてつかうことができます。
ヘルメット取り付け型は、ヘルメット自体に後付けで取付することができます。自分の好きなヘルメットと合わせて取り付けられ、頭を締め付けて固定する必要がないので頭が痛くなりません。
「ヘルメット一体型」は、ヘルメットとシールドが完全に内蔵されているものや、取付型のように簡単に取り外してつかえるものもあります。チェーンソーなどで使われるヘルメットでは、フェイスガードや耳栓(イヤーマフ)などがついているものもあるので、そちらをつかってもよいでしょう。
シールド
シールドの部分は、透明タイプとメッシュになっているものがあります。
メッシュになっているものは、草刈りは夏の暑い時期に行うことが多いため、風が通って涼しい、熱で曇らないなどの利点があります。しかしやはり細かい穴があいているので、細かな土や草が入ることもあります。
透明タイプは、耐衝撃性に優れた安全性の高いポリカーボネートなどの素材を使ったシールドです。UV加工や傷防止、曇り防止加工などがされているものもあります。
おすすめのフェイスシールドの選び方
フェイスシールドは、安全性が一番ですのでなるべく顔が覆える大きめのものを選びましょう。
価格だけでなく、素材やUV加工、遮熱加工、曇り止めなどの機能がついているものもあります。サイズも標準のものしかない場合がありますので、頭の小さい女性や頭の大きい人は、調整できるか確認しましょう。
ヘルメット単体なら、様々なサイズがありますのでヘルメット取り付け型と組み合わせて使うのも弁ンりです。ヘルメットは重い暑いと思う方もいると思いますが、安全性も高く、蒸れや暑さなどの対策もされているヘルメットもあります。転倒時は頭を守ることもできますので、ヘルメットも検討してみてください。
おすすめのフェイスシールド・ヘルメット
フェイスシールドは、セフティー3の防災面はメッシュや透明シールド、ロングタイプなど種類が豊富です。またトーヨーセフティー は、チェーンソーのヘルメットやシールド、イヤーマフなどをセットされたものもあり、値段も手ごろです。
その他、マキタやホンダなどの草刈機を販売しているメーカーからも出ています。ヘルメットやフェイスシールドのおすすめ製品については、詳しい記事がありますのでそちらも参考にしてください。