ゼノアの草刈機はプロの農家や造園業の方に非常に人気があります。この記事ではゼノアの草刈機について、その種類や製品の特徴についてまとめています。
ゼノア（Zenoah）について
ゼノア（ZENOAH）は、小松ゼノアとスウェーデンの会社であるハスクバーナ（husqvarna）の日本法人と合併してできた、ハクスバーナ・ゼノアのブランドです。ハスクバーナ・ゼノアは、農林造園業機械、建設関連機器、産業機械､緑化散水機器を総合的に扱う機械メーカーです。
ゼノアの製品は、特に草刈機とチェーンソーに特化しており、プロ仕様のため、プロの農業者には知名度・人気・評判が高い製品です。
ゼノアの製品は、ゼノア販売店で購入が可能で、専門的な知識を持つ販売店にて対面販売を基本としているので、ホームセンターなどで販売はしていません。近くに販売店がない場合は、インターネットなどで購入することができます。
ゼノアの草刈機の種類
バッテリー刈払機
ゼノアの充電式刈払機は、軽度作業向けで両手ハンドルの「BBC250PW」と密集地用のループハンドルの「BTR250PL」の2種類。
充電式草刈機は、排気ガスもなく音も静かですがやはり気になるのはパワー。ゼノアのバッテリー刈払機は、26㎠エンジン並みのパワーで防水機能の国際規格「IPX4」で、全天候対応できるためプロの方でもストレスなく草を刈り取ることができます。
ナイロンコード、10インチのチップソーの両方が標準装備。正逆回転機能がついているので、草の巻き付きを取ったり、ナイロンコードの石などの飛び散りが自分に飛ぶのも防ぐことができます。エンジン式の刈払機より軽量で、スイッチ一つで始められるので女性や力のないシニアにもおすすめ。
エンジン式 肩掛け刈払機
ゼノアの草刈機の主流はエンジン式の刈払機。ゼノアはエンジン式の刈払機を、「農家向け」「造園・山林プロ向け」コストパフォーマンスに優れた「ジャストシリーズ」の3種類にカテゴライズしています。
軽量タイプからハイパワーのものまで種類は豊富で、排気量だけでなくハンドル種類やパイプの長さや素材まで選べます。選ぶときに悩むのが「ジャストシリーズ」と「農家向け」の違いではないでしょうか。排気量が同じでも価格的にはかなり差があります。
機能だけみるとデュアルチョーク以外、大差ないように見えますが、クラッチハウジングがアルミ製であったり、始動が楽になるシリンダーに減圧機構、振動や耐久性を高める部品が使われています。さまざまな場所で刈払機を活用するプロの農家の方には、振動やエンジンの始動、メンテナンスの軽減などは少しの差でも、積み重ねると負担軽減につながるといえるでしょう。
とはいえジャストシリーズはコストパフォーマンスのよい製品で、一般の方やセミプロの方であれば十分な機能と耐久性を持った製品です。
エンジン式 背負い刈払機
背負い式の草刈機は、背中に重量がかかるので腕の負担がかなり軽減されることと、燃料を入れるタンクも背負うため、タンク容量が格段にアップ、長時間連続して作業できるので、広範囲の草を刈り取る必要のある農家の方におすすめです。
ゼノア背負い式草刈り機の特徴は、「くるくるカッター」です。ギアケースとエンジン部がくるくると自在に回転することにより、操作桿の自由度がアップして体の左右どちらからも作業が可能になります。
ゼノアの草刈機は、「農家用」とコストパフォーマンスに優れた「ジャストシリーズ」があります。ゼノアの背負い式草刈機については、製品ごとに詳しい記事がありますのでそちらも参考にしてください。
自走式傾斜刈機
ゼノアには手で押して草を刈る自走式の草刈機もあります。ゼノアの自走式草刈機は、法面などの斜面でも草を刈り取ることができるタイプ。
排気量25.4㏄の軽量コンパクトな「ZGC300D-EZ」、排気量が50.6ccの非常にパワフルな「ZGC402EX-EZ」の2種類があります。ゼノアが誇る環境に優しい「ストラト・チャージドエンジン」を搭載しています。また2022年5月には、傾斜地の上で親機を操作し、ワイヤロープで繋がった子機で草刈りをする、今までにない全く新しいタイプの親子式傾斜地草刈機 KHM400W (通称: ベローン)を発売しています。
ラジコン草刈機
ラジコン草刈機は、夏の暑い時でも日陰からラジコン操作で、草を刈り取ることができ労力を軽減することができます。熱中症や、草刈機による事故なども防ぐことができるので安全性にも優れています。
ゼノアのラジコン草刈機は、「WM510RC」の一種類のみです。小型のラジコン草刈機で、最大許容傾斜角は10°ですので、斜面に強いタイプではなく平面で、ソーラーパネルの下や果樹園などで活躍する草刈機です。ゼノアのラジコン草刈機については詳しい記事があります。そちらも参考にしてください。
ハンマーナイフモア
自走式草刈機の中でもハンマーナイフ式の草刈機は、刃が縦方向に回転し草をまきこんで粉砕していきます。非常にパワフルで、草丈がかなり高い雑草もバリバリ刈り、粉砕できるため、広範囲の果樹園や休耕田、グラウンドや公園に向きます。
ゼノアのハンマナイフモアは、プロ仕様。荒れ放題の密集した雑草を楽々刈り取ります。大型の機械は入れないような空き地や、休耕田、果樹園、公園、グラウンド等の雑草を一掃する小型ハンマ ZHM800と、河川敷やスキー場などの雑草刈りに大活躍する大型ハンマ、ZHM1550(ZHM1550RR)の２タイプがあります。
ゼノアの草刈機おすすめ
ゼノアの草刈機(刈払機)を中古で買いたいときは
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