雑草の草むしりや草取りは、広い場所ではかなりの重労働になります。草刈機は家庭用では1万円ほどから購入でき、使い方も簡単なものもを多くでています。
この記事では、草刈機を初めて使う女性・初心者におすすめの草刈機について、選び方、服装、使い方、おすすめ製品などをまとめています。
おすすめの草刈機(刈払機)選び方
草刈機を初めて使う人には、安全で簡単に使えるものがよいでしょう。女性の人は力が弱い人が多いので、軽量なものがおすすめ。
- 簡単に使えるのは、電源式の草刈機(刈払機)です。草刈機は動力が電源式とエンジン式に分かれます。電源式はコンセントにつないで使えるものや、リチウムイオンバッテリーに充電して、コードレスで使える充電式の草刈機もあります。エンジン式は、ガソリンを入れて使うものでプロの農家の方などが使います。エンジンのスタートにもコツがいり、ガソリンを使いますので排気ガスなどの問題もあります。
- 安全性の高い刈刃は、ナイロンコード、もしくは樹脂刃(樹脂ブレード)もよいでしょう。草刈機は残念ながら毎年ケガなどの事故は起きています。刃がついた棹を振り回して草を刈るわけですから、使い方を間違えると大きな事故につながりやすくなります。草刈機の事故で大きなケガにつながるのはキックバックといわれる、障害物に刃があたることにより刃が跳ね返ってしまう現象です。これらはチップソーや金属刃で起こりやすく、ナイロンコードや樹脂刃ではほぼ起こりません。
- 力の弱い女性や、シニアの方には軽量なものがおすすめです。パワーがある草刈機はよく切れ、効率よく草を刈ることができますが、重くなります。棹を振って草を刈り取るため、重量のある草刈機は腕の力が必要で、また腰など体に大きな負担となります。プロの農家の方でエンジン式を選ぶ場合もやはり、軽量なものは長時間の作業負担が軽くなります。
この他に、雑草の種類や、使いたい場所によってどれだけのパワーが必要か、適切なパワーと刈刃(ブレード)の選択も必要になります。詳細はこちらの記事にありますので興味のある方はお読みください。
おすすめの草刈機(刈払機)
選び方がわかったところで、おすすめの草刈機をいくつか紹介します。安価なものもネットでは販売されていますが、農家webでは、安全性を考えて信頼できるメーカーのものをおすすめします。
マキタの草刈機は、電源式ならマキタというファンも多く人気があります。リチウムイオンバッテリーは互換性があり、多様なマキタ製品にも使うことができます。家の庭などであれば、パワー10.8V、本体質量1.8kgと軽量な「MUR100DSH」がおすすめ。ナイロンコードか樹脂刃が使えます。もう少しパワーが欲しい場合は、18Vで、価格が手ごろな「MUR193DSF」や高機能の「MUR189DSF」もおすすめです。
この他、草刈機のメーカーには京セラ(旧リョービ)、工進、山善、ボッシュなどがあり、工進の充電式草刈機は軽量化に力をいれており、軽量なのが多くあります。エンジン式草刈機(刈払機)では、ゼノアや共立、丸山製作所などの製品が人気です。
種類別におすすめランキングの記事には、さまざまなメーカーの製品を種類別にランキング形式で説明しています。おすすめの草刈機についてはそちらもご確認ください。
草刈り機の使い方のコツ
草刈機の基本的な動かし方は、下記に記載しております。障害物に当たらないように気をつけましょう。
安全に効率よく草刈りをするには事前準備が大切です。草刈機の点検をし、事前に草刈りする場所を歩いて、障害物を取り除きます。また服装も重要です。説明書を注意事項を必ず読み、正しく使用
- 肩掛けバンドを装着し、草刈機(刈払機)の本体が体の右側になるようにセットします。刃が地面と平行になるよう肩掛けバンドやハンドルを調整します。
- 半径15m以内に人や動物などが居ないことを確認して、スイッチを入れます。草刈機(刈払機)は刃がチップソーや金属刃の場合は、右→左に、1.5m程度の範囲内を守って動かし、前に前進して刈り取ります。(ナイロンコードの場合は左→右に切ると粉砕した草が自分の方に飛んでこず服が汚れません)
使う刃によって、使い方のコツがありますのでこちらも参考にしてください。
https://www.noukaweb.com/how-to-mower-woman/
草刈りの服装
草刈りの服装は、長袖、長ズボン、手袋、長靴、帽子、フェイスマスクなど肌の露出を極力減らしましょう。UV対策にもなりますし、蜂や蚊などの防虫効果もあります。
草刈機を使う場合は、ゴーグルや前掛けなども必須です。ゴーグルは草刈機などに付属されている場合もあります。ない場合は必ず用意してください。目に草が飛んでくることもありますし、ナイロンコードなどでは遠心力で小石が飛びやすくなります。ケガ防止のために装備は正しくしましょう。
靴は、草取りや草刈りなどでは動きやすいスニーカーなどでもかまいませんが、草刈機を使う場合は紐のあるものは、草刈機に巻き込まれることがあるので履かないようにしましょう。安全靴もおすすめです。
機能的におしゃれを楽しみたい人には、ガーデンニングや農業を楽しむ方のためのブランドなどもあります。女性の服装についてまとめた記事もありますのでそちらも参考にしてください。