草刈りをする場合には機能的なことはもちろん、おしゃれにも気を使いたいものです。ここでは、草刈りや草むしりをするときおすすめの服装や、農業やガーデニングなどでも使える洋服について説明・紹介します。
草刈りの服装の基本
草刈りの服装の基本は、長袖、長ズボン、帽子、軍手は必須です。春から夏に行われることの多い草刈りですが、暑くても肌の露出は極力抑えます。日焼けの防止、害虫(マダニ、蛾の幼虫、スズメバチ、ムカデ、蚊など)などから刺されることを防ぐ、防虫効果が期待できます。鎌や草刈機などを使う場合にはケガの防止にもなります。
草刈り機(刈払機)を使う場合には、この他にゴーグル、フェイスマスク、刈り取った雑草が自分に飛んでくるので、前掛けもあるとよいでしょう。
靴は汚れるので長靴がおすすめですが、草刈機を使わないのであればスニーカーなどでも大丈夫です。
草刈りにおすすめの服装とポイント
基本がわかったところで、それぞれの服装のポイントについて説明していきましょう。最近は機能的でおしゃれな作業服も多くあります。ワークマンなどはその代表格です。
長袖
長袖であればシャツでも、長袖TシャツでもOKです。スズメバチが発生する場所の場合は、蜂対策のため、黒い服を身に付けない方がいいでしょう。草刈りは座って行うので、背中が出てしまわないように少し丈が長めがおすすめ。また手首が締まっている方が虫が入りにくくなります。
草刈機を使う場合は、紐が垂れ下がるようなタイプのものが付いているものは避けましょう。巻きこまれる可能性があります。
「のらスタイル」の農家ブラウスは、カラーバリエーションも豊富で、農作業用につくられているので機能的です。袖口がボタンとゴムの使用なので、腕まくりが簡単にできます。また後ろ見頃が長くなっているので、しゃがんだ時に背中がでにくい使用になっています。
かわいくて、機能的さらにお値段もリーズナブルなので、ガーデニングなどでも活躍します
ヤッケ(ウインドブレーカー)は、農家でもよくつかわれます。HAMURE(ハミューレ)の前開きヤッケは、撥水加工・UVカット加工がされています。また脇下にはムレを逃がすメッシュ、背中には風が通る通気口があるので、夏にもピッタリです。
長ズボン
動きやすく、足元まで隠れるものであれば、なんでもOKです。農作業では「もんぺ」「カーゴパンツ」「サロペット」も人気があります。虫などが入り込まないように足元がすぼんでいるとよりよいでしょう。長靴などを履く場合は、しっかり長靴の中に裾を入れましょう。あまり薄いと、虫にさされたり機械を使う場合には危険もありますのである程度の厚さのものがよいでしょう。
「もんぺ」は元々農作業をする女性の作業着。腰回りがゆったりしており、足首の部分がすぼんでいる形で、農作業に適しています。今のもんぺはおしゃれでかわいいものがいっぱいあります。またサロペットやつなぎは、背中が出るなど気にする必要もなく、動きやすく虫などがより入りにくいので農家では人気です。
もんぺやサロペットなどは、おしゃれな農作業着ブランド「monkuwa」がおすすめ。デニム生地のサロペットやガーゼ生地のもんぺがあります。こちらのブランドは農業女性のためにつくられた、安全で快適、それでいておしゃれもたのしめるブランド。コーディネートをみているだけでも、楽しくなります。
靴
草刈機を使わない場合には、靴はサンダル以外であればスニーカーなど動きやすいものがよいでしょう。鎌などを使う場合は、メッシュなどではないほうが足元が守れます。ノモドワークシューズは、農家の女性のためにつくられたワークシューズで、つま先が2重になっているため安全性もあります。長靴より動きやすくて、疲れにくいと人気です。ピンクのラインの他、シックな色合いのものもあります。
草刈機(刈払機)を使う場合には、安全靴や厚い長靴がおすすめです。ただし長靴や安全靴は重たいので長時間作業すると疲れるので、できれば軽いものを選ぶとよいでしょう。XEBEC(シーベック)の先芯入りの安全長靴はサイズが豊富です。KITAの安全長靴はサイズが24.0㎝からと男性用ですが、軽量で女性でもサイズが合えばおすすめします。
帽子
帽子は日よけや熱中症予防に、つばの広いものを選びましょう。UV対策としては、首の後ろに日が当たるため首の後ろや横に、日よけの布がついているものもおすすめです。保冷剤をいれられるものもあります。
モンクワのハローキティ デニム ワークハットは、モンカワとハローキティのコラボ商品。日よけは肩まで届くロングタイプで日焼けを防ぎます。後頭部はメッシュ素材で通気性もあります。デニム生地なので、日常でも違和感がありません。
草刈機を使う場合には、ヘルメットや安全帽などがあるとより安全です。
手袋
手で草刈りをするのであれば、軍手でもよいですが軍手は目が粗いので、土が中にはいってきてしまいます。おすすめは園芸用の手袋。ダイソーなど100均でもかわいいデザインのものが売られています。
蒸れやすいので、手汗が気になる人は、少し大きめのものを買って、軍手やナイロンの薄手の手袋をすると汗をかいたら取り換えられるので便利です。通気性の高いものを選ぶのもよいでしょう。
草刈機(刈払機)を使う場合には、滑り止めのついたものがおすすめです。
ゴーグル・フェイスマスク
草刈機(刈払機)を使う場合には、ゴーグルとフェイスマスクも必要です。刈り取った草がとんでくることもありますし、チップソーや金属刃なら、刃に障害物があたって刃が欠けて飛ぶこともあります。ナイロンコードは小石が飛びやすいので、危険です。
ゴーグルは、草刈機をかったときに付属されていることが多いのでそちらがあれば、そちらを使いましょう。ヘルメットとフェイスガードが一緒になっているものあります。安全第一に考えましょう。