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マキタ

マキタ草刈機 タイプ別おすすめ充電式草刈機

マキタの草刈り機で草刈りする男性 マキタ

マキタは電源式の草刈機、特に充電式の草刈機の種類は多くプロでも使える製品が多くあります。ここではタイプ別におすすめのマキタの充電式草刈機を、特徴や価格などわかりやすく説明します。

タイプ別おすすめの充電式草刈機(刈払機)

女性や初心者におすすめな軽量タイプ

充電式草刈機は、エンジン式に比べ音が静かで、軽量、排気ガスがでず、始動もボタン一つで始動できるのでどなたでも使いやすい草刈機です。

MUR189DSF

力のない女性やシニア、初心者の人には軽量で安全性の高い「MUR189DSF」がおすすめ。

ブレード(刃)は安全性が高くキックバックが起きにくい、ナイロンコード樹脂刃を両方使えます。MUR189DSFCがナイロンコードで、MUR189DSFが樹脂刃になります。付属品を購入すれば付け替えることも可能です。

パワーもエンジン式の22mlと同等レベルと、プロ用に近い使用感。機能も豊富で、質量2.8kgと軽量。価格も市場価格は約30,000円とコスパの良い製品です。機能は、スピードが3段階に切り替え可能で、草の密度を感知し自動で変速し省エネ・騒音を低減する「楽らくモード」、低速で逆回転することで、また草刈り時にやっかいな絡みついた草を簡単に除去する「カラメトリ機能」、トリガを離すと刃の回転がスーッと停止するソフトブレーキ付で便利で安全な機能が付いています。色もピンクと緑から選ぶことができます。

製品名MUR189DSFCMUR189DSF
ハンドルループハンドルループハンドル
パワー18V18V
ブレード(刃)ナイロンコード樹脂刃
質量(kg)2.82.8
連続運転時間高速:約1時間21分
低速:約32分
高速:約1時間10分
低速:約2時間15分
目安市場価格約30,000円約30,000円

この他、家庭でつかうのであれば1.8kgと最軽量、10.4vバッテリーの「MUR100DSH」、ナイロンコードだけ使いたいのなら18vバッテリーの「MUR193DSF」もおすすめ。こちらの詳細については、下記で詳しく説明しています。

バランスの取れたおすすめのスタンダートタイプ

MUR190Dシリーズ

チップソーを使いたいなら、MUR190Dシリーズがおすすめです。バッテリーは汎用性の高い18v、エンジン式草刈機の22ml相当の使用感、広い庭や空き地、駐車場などには申し分なく、チップソーで50㎝ほどの草丈の雑草もガンガン刈り取ります。予備のバッテリーが2つあれば、5a程度だと、畑地、果樹園でもこれ一台で大丈夫です。230㎜のDCホワイトチップソーは、低振動で省エネ。従来品より作業面積を25%アップさせたチップソー付きで、別売りでナイロンコード、樹脂刃も使用可能です。

機能は、MUR189DSFの機能にプラスしてチップソーがつかえるため、キックバックした時に刃物がストップする「AFT(アクティブ フィードバック センシング テクノロジー)や、刃物交換が工具不要で簡単に交換できるシャフトロック付。

ハンドルは選べるUハンドル、ループハンドル、2グリップ。同機能で棹が分割でき収納や運搬に便利です。MUR191UD、MUR191LDもあります。

製品名MUR190UDRGMUR190LDRGMUR190WDRG
ハンドルUハンドルループハンドル2グリップ
パワー18V18V18V
ブレード(刃)チップソーチップソーチップソー
質量(kg)3.22.82.8
連続使用時間約1時間20分(高速)
約1時間50分(中速)
約4時間(低速)
約1時間20分(高速)
約1時間50分(中速)
約4時間(低速)
約1時間20分(高速)
約1時間50分(中速)
約4時間(低速)
目安市場価格約45,000円約45,000円約45,000円

農地での作業におすすめ

MUR368シリーズ

MUR368シリーズは汎用性の高い18Vのバッテリーを2本セットすることで36V仕様になっている草刈機です。18vバッテリーを使いたい人には、こちらがおすすめ。高速モードでは、25mLエンジン式同等の使用感。付属のチップソーは255㎜とプロ仕様の草刈機です。

MUR368UD(Uハンドル)・MUR368AD(左右非対称Uハンドル)・MUR368LD(ループハンドル)・MUR368WD(2グリップハンドル)は基本性能は一緒ですがハンドルの形によって品番が変わります。

モーター部分は、アウタロータBLモータで外側のローターが回転するため高トルク。さらに負荷がかかっても定回転制御があるため、回転数が落ちにくい設計になっています。その他の機能は、防じん・防滴機能の「アプト」搭載、キックバックには刃が自動的に止まる「ATF」やソフトスタート&ソフトブレーキなどもついています。また自動変速や、刈刃に合わせて回転数が変えられる機能も装備しています。

6.0Ahバッテリー付きの他、Uハンドルには3.0Ahバッテリー付きのものもあります。

製品名MUR368UDMUR368ADMUR368LDMUR368WD
パワー36V(18V+18V)36V(18V+18V)36V(18V+18V)36V(18V+18V)
ハンドルUハンドル左右非対称・
Uハンドル
ループ2グリップ
ブレード(刃)チップソー(255㎜)チップソー(255㎜)チップソー(255㎜)チップソー(255㎜)
質量(kg)
(6.0Ah使用時)
4.54.54.14.0
作業面積目安(坪)108108108108
1連続運転時間
(6.0Ah使用時)
約1時間25分(高速)
約2時間25分(中速)
約6時間5分(低速)
約1時間25分(高速)
約2時間25分(中速)
約6時間5分(低速)
約1時間25分(高速)
約2時間25分(中速)
約6時間5分(低速)
約1時間25分(高速)
約2時間25分(中速)
約6時間5分(低速)
目安市場価格約38,000円(本体のみ)
約66,000(6.0Ahバッテリー付)
約38,000円(本体のみ)
約66,000(6.0Ahバッテリー付)
約38,000円(本体のみ)
約66,000(6.0Ahバッテリー付)
約38,000円(本体のみ)
約66,000(6.0Ahバッテリー付)

このほか山林の下刈りにも使えるハイパワーの「MUR369シリーズ」や背負い式として使用できるポータブル電源専用の「MUR201CZ」もおすすめです。これらの製品については、詳しい記事がありますのでそちらも参考にしてください。

MUR001G・MUR002G・MUR003G・MUR004G

18vバッテリーにこだわらないのであれば、40Vmaxバッテリーを使ったMUR001G・MUR002G・MUR003G・MUR004Gもおすすめ。ハイパワーながら低静音・防水性にすぐれた草刈機です。

高速モード使用時、25mLエンジン式同等の草刈機です。基本性能は一緒ですがハンドルの形によって品番が変わります。40vmaxは、4.0Ahを使った場合はMUR368シリーズより軽量になります。40vmaxは8.0Ahもあるのでそちらを使えば、重くなりますが長時間作業も可能です。

モーター部分は、アウタロータBLモータで外側のローターが回転するため高トルク。さらに負荷がかかっても定回転制御があるため、回転数が落ちにくい設計になっています。その他の機能は、雨でも作業ができる防水・防塵保護等級、キックバックには刃が自動的に止まる「ATF」やソフトスタート&ソフトブレーキなどもついています。また自動変速や、刈刃に合わせて回転数が変えられる機能も装備しています。

ハンドルは、Uハンドル、左右非対称Uハンドル、2グリップハンドル、ループハンドルから選べます。本体のみの販売と、バッテリーBL4040付もあります。

製品名MUR001GMUR002GMUR003GMUR004G
パワー40V40V40V40V
ハンドルUハンドル左右非対称・Uハンドルループ2グリップ
ブレード(刃)チップソー(255㎜)チップソー(255㎜)チップソー(255㎜)チップソー(255㎜)
質量(kg)4.34.33.83.8
作業面積目安(坪)72727272
1連続運転時間
(4.0Ahバッテリー)
約1時間(高速)
約1時間45分(中速)
約4時間5分(低速)
約1時間(高速)
約1時間45分(中速)
約4時間5分(低速)
約1時間(高速)
約1時間45分(中速)
約4時間5分(低速)
約1時間(高速)
約1時間45分(中速)
約4時間5分(低速)
目安市場価格約40,000円(本体のみ)
約63,000(バッテリー付き)
約40,000円(本体のみ)
約63,000(バッテリー付き)
約40,000円(本体のみ)
約63,000(バッテリー付き)
約40,000円(本体のみ)
約63,000(バッテリー付き)

この他にも40vmaxバッテリーを使った草刈機は、よりハイパワーなプロ仕様の草刈機が豊富です。

とにかくパワーが必要なひとにおすすめ

MUR012GZ

ハイパワーを求めるなら、40vmaxを2本使用した、80VmaxのMUR012GZは、高速モード時エンジン式40㏄クラス同等と、充電式草刈機としては圧倒的なハイパワー。2021年6月現在、世界最強パワーを持った充電式草刈機です。

特徴は、ハイパワーブラシレスモータ搭載で、ヒートシンク付きコントローラを強制冷却することで、高負荷の連続使用にも対応できます。草の密度により3段階(高速・中速・低速)に自動変速する「楽らくロングドライブモード」が装備されているので、バッテリーの無駄がありません。もちろん自分で刈刃に合わせて、変換することも可能です。

防滴・防じん「ウェットガード」と防水保護等級「IPX4」で雨の中でも作業が可能。ハードで長期間作業できるのに加え、キックバックには刃が自動的に止まる「ATF」やソフトスタート&ソフトブレーキなど安全面もしっかりしています。

刈刃は、255㎜のチップソーが標準装備ですが、ナイロンコード、樹脂刃はもちろん、シュレッター刃とチゼル刃も使えます。シュレッター刃は、つるやなどの絡みつきやすい草が密集している場所で使え、刈り取った草を細かくすることにも使えます。チゼル刃は、細い木・低木を切断することもできます。

製品名MUR012GZ
(バッテリBL4040×2本使用時)
MUR012GZ
(バッテリBL4050F×2本使用時)
パワー80V(40v+40v)80V(40v+40v)
ハンドル左右非対称 Uハンドル左右非対称 Uハンドル
ブレード(刃)チップソー(255㎜)チップソー(255㎜)
質量(kg)7.98.5
作業面積目安(坪)400400
1連続運転時間
(最高回転数時)
約1時間5分(高速)
約1時間40分(中速)
約3時間10分(低速)
約1時間20分(高速)
約2時間10分(中速)
約4時間(低速)
目安市場価格約75,000円(本体)
約155,000円(フルセット)
約75,000円(本体)
約175,000円(フルセット)

MUR012GZについては、特徴の他に付属品や評判などの詳しい記事があります。

多目的に利用したい人におすすめ

充電草刈機の他に、マキタには充電式スプリット草刈機があります。スプリット草刈機とは、モータ部分に刈刃アタッチメントを取り付けた草刈機。アタッチメントは草刈だけでなく、チェーン刃やブロワー、耕運など豊富。別売りのアタッチメントを付け替えるだけで様々な用途で使えます。

充電式スプリット草刈機には、40vの「MUX01GRMM」36v(18v+18v)の「MUX60DPG2M」,18vの「MUX18DPGM」があります。これらはどれがおすすめというよりは、使用する方が使いたいパワー別に選ぶとよいでしょう。ここでは一番軽量な、「MUX18DPGM」について説明します。

MUX18DRGM

MUX18DRGMは、18Vバッテリー使用の充電式スプリットモータ「MUX18DZ」にチップソータイプの刈刃アタッチメントが付いた草刈機で、23mLエンジン式同等でマキタのスプリットモータの中で最軽量モデルです。

ハイパワーなブラシレスモーターで高負荷な作業にもパワフルに対応でき、防じん・防滴機能の「アプト」搭載。キックバックには刃が自動的に止まる「ATF」やソフトスタート&ソフトブレーキなど安全面もしっかりしています。

それぞれのアタッチメントに合わせて回転数が変えられる、ボタン2段変速+無段変速トリガスイッチで簡単に回転数が変えられます。アタッチメントの交換はロックレバーで簡単にでき、分解できるので持ち運びも楽に行えます。

草刈りのアダプタとしては、他にナイロンコードを使った「ナイロンカッタ」、ロータリーハサミ刃の「タフロータリーハサミ刃」があります。こちらのアダプタだけ使いたい場合にはモータ部分を別売りで購入することも可能です。

製品名MUX18DRGM
パワー18V
ハンドルループハンドル
ブレード(刃)チップソー(230㎜)
質量(kg)4.1
作業面積目安(坪)
1連続運転時間
(バッテリー6.0Ah使用時)
約31分(高速)
約1時間6分(低速)
目安市場価格約51,000円(バッテリー付き)

マキタの草刈機の特徴

マキタ(makita)は世界有数の電動式工具メーカです。充電式バッテリーを軸にたくさんの電動工具を展開しています。充電式バッテリーは汎用性が高く、主力の18vのバッテリーが使える製品は2022年12月現在なんと371モデル。さまざまな製品と共有してつかうことができます。

マキタの草刈機(刈払機)の特徴は、「高出力ブラシレスモーター」を使っているので、高効率。高回転と高トルクを実現。パワーが必要なナイロンコードも使用可能です。刈刃に草の絡みついたときには低速逆回転するカラミトリ機能、草の密度により刈刃の回転が自動変速する「楽らくロングドライブモード」が付いている刈払機では、充電池のロスを防ぎ長時間作業が可能です。

またキックバック(障害物などが当たって刃が跳ね返る現象)時には自動で刈刃が止まる「AFT」や、転倒などでトリガスイッチから手が離れると自動的に止まる機能など安全面にも配慮。

パワーを無駄にせず、効率的に草を刈り取り、耐久性や振動などにもこだわり、体に優しく安全性にも考慮された刈払機です。家庭用の刈払機には安価なものも多く発売されていますが、刃を振り回して草を刈り取る機械なので、危険が伴います。できるだけ安全性の高い製品を選びましょう。

草刈機について

刈払機の刃

刈払機の刃(ブレードとも呼ばれます)は様々な種類があり、大きく分けると、「金属刃」「チップソー」「ナイロンコードカッター」「樹脂刃」があります。それぞれに以下のような特徴があります。

金属刃チップソーナイロンコードカッター樹脂刃
概要硬い金属で出来た刃。ノコギリ状の2枚刃から数十枚刃という刃の数のものがある。鋼製の丸、円盤型の鋸(ノコギリ)の刃先部分に超鋼のチップをロウで接着し研磨したもの。刃の部分が、テニスラケットのガットのような、紐式のナイロンコードになっている刈刃で、高速回転させることで、雑草を削り切り、刈り込むもの。樹脂でできている小型ナイフのような形状のブレード(刃)で、リールを中心に高速で回転することで草を切断するもの。
特徴耐久性が高く、研磨、目立てと研ぐことで長く使えて経済的。
ただし重い。
切れ味がよく、葉茎が太い雑草もバシバシ刈り取れる。
が、危険性も高まるため、取扱に気をつける必要がある。
キックバック、金属破片の破損による飛散が起こりにくく、岩間や障害物のある場所での草刈りに優れていて、安全性が高い。このため低い 雑木・山林の下刈り、あぜ道などに向く。
が、小石や枝、雑草が飛び散りやすいので、他の刈刃以上に、飛散防護が必要、また刈払機のパワーがチップソーよりも必要になる。
安全で静か。
が、耐久性、切れ味はチップソーに劣る。

ハンドルの選び方

草刈機(刈払機)のグリップの違い

草刈機(刈払機)のグリップは主に「両手ハンドル」「ループハンドル」「ツーグリップハンドル」の3タイプあります。

  • 両手(U字)ハンドル ・・・平地など平坦、広範囲な場所で安定して長時間の作業をするのに向く
  • ループハンドル ・・・斜面などでの作業にも向くオールラウンダー
  • ツーグリップ ・・・斜面や際刈りなど、細かい作業に向くが腕の負担大

ホームセンターや販売代理店で実際に手に持ってみて、確認するのがベストです。

執筆者・監修者情報
執筆者・監修者

農家web編集部のメンバーが「農業者による農業者のための情報サイト」をコンセプトに、農業に関するあらゆる情報を丁寧にまとめてお届けしていきます。
編集部のメンバーは皆、実際に農業に携わりながら情報をまとめています。農学を極め樹木医の資格を持つ者、法人の経営・財務管理に長けている者、大規模農場の営農経験者などバラエティに富んだメンバーで構成されています。他にも農機具やスマート農業機器、ITなどのスキルも兼ね備えています。

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