マキタ(makita)は、草刈機(刈取機)の種類も豊富で、刃(ナイロンカッター)もアタッチメントをつけることで、ナイロンコードが使えるようになります。この記事では、マキタ草刈機のナイロンコードの交換方法についてわかりやすく説明します。
ナイロンコードの交換方法
マキタのナイロンコードの交換方法は、ナイロンカッタ本体によって変わります。それぞれについて説明していきます。
ウルトラオート4・ウルトラメタルローラ4・タップ式ナイロンカッタ4
ナイロンカッタ内にボビンがあり、そこにナイロンコードを巻きつけて使うタイプです。基本的な交換方法は同じです
- ナイロンカッタ本体にある、爪を押し込みカバーを開けます
- 中のボビンを外し、短くなったナイロンコードを外します
- 新しいナイロンコードを、コードの二つに折り、片方の先端を12センチほど長くします。
- U字型になった部分を、ボビンの中央のくぼみに引っ掛けます
- 引っ掛けたナイロンコードをボビンに強く巻き付けます。
- 先端を10㎝ほどのこして、コードクリップに引っ掛けます
- コードの出る部分の溝にコードクリップがくるようにに合わせて、ボビンを戻します
- コードクリップからコードを外し、コードの出る部分の溝から外にコードが出るようにセットします
- 外したカバーにしっかりはめ込んで完成です。ローターを回して、きちんとセットできているか確認してから使いましょう。
楽巻きナイロンコードカッタ
上記のウルトラオート4などは、一度分解してナイロンコードを巻く必要がありますが、こちらは刈取機から外さず、分解する必要もない。その名のとおり楽にナイロンコードを巻くことができます。交換用のナイロンコードの太さは、2.0mm~2.7mm、太さ2.4mmなら、4mまで巻き付けることが可能です。
- 新しいコードを1本用意して3m~4mほどに切ります
- コードの差し込み口と、上部の▽マークを合わせ、古いコードを取ります。
- コードの差し込み口に、新しいコードの先端を差し込み、反対側の出口にでるまで押し込みます
- 反対側にコードがでたら、出ているコードの両側が同じ長さになるまでコードを引っ張り出します
- カバーを2回カチカチと回して、コードの両端を引っ張ります。また2回巻いて引っ張るを繰り返します
- コードの先端が10㎝~15㎝になるまで巻き取ったら完成です。
らいと
らいとも、ナイロンコードの交換は簡単で、ナイロンカッタを草刈機(刈取機)から外さずに、交換・巻き取りが可能です。交換用のナイロンコードは、2.0㎜~3.4㎜まで使え長さも1m~15㎝まで巻くことができます。
- 新しいナイロンコードを1m~15㎝に切ります。
- 古いコードをナイロンカッタから引き抜きます。
- 新しいコードを、2つの穴で固定します。コードの端を下から表に出します。表に出たコードを隣の穴に表から上に1㎝ほど通します。反対側も同様にして新しいコードを2本固定します。
- コードは2本一緒に、巻込円柱の外側にそって巻きつけます。コードの端を固定した場所の出口から出します。
- 両方の長さが同じになるように、出口から引っ張って調整します。
フリーローラー付4本出しカッタ
短尺のナイロンコードを差し替えるタイプなので、交換はとても簡単です。交換用のナイロンコードは交換用のナイロンコードの太さは、2.0㎜~3.5㎜のものが使えます。
- 新しいナイロンコードを30㎝にカットしたものを2本用意します。
- ナイロンカッタ中央にある、スライドストッパーを押し込んで古いコードを抜き取ります
- スライドストッパーを押したまま、新しいコードを差し込み、反対の出口に通し引き出します。
- 外にでている4本のコードは、長さが均等になるようにします。(2本出しでも使えます)
ナイロンコード交換のポイント
ナイロンコードの巻き方は難しくはありませんが、ナイロンコードは硬い上に弾力性があるため、U字部分を引っ掛けたり、その後巻きつけていく作業は少し経験が必要になります。
また、長く巻けるものは便利ですが、内部で癒着したり、絡まりやすくなります。あまり長く巻きすぎないほうが(目安は1.3 〜1.5mほど)、コードが根元で切れた場合のまき直しの場合も楽にまき直しができます。
マキタのナイロンカッタはいろいろ選べるので、自分の使いやすいものを選んで、ナイロンカッターを上手に使いこないしてください。
マキタの草刈機やナイロンカッタやナイロンコードについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。