工進(koshin)はエンジンポンプ部門で世界1位を誇る、京都に本社を置く非常に優れたメーカーです。この記事では、工進の草刈機(刈払機)について、どんな種類、特徴があるのか、また付属品も併せて徹底解説していきます。
工進 草刈機(刈払機)の種類や特徴
工進の草刈機(刈払機)は、肩掛けタイプでは、ガソリンを使う「エンジン式」ではなく、コードレスの「バッテリー充電式の電動式」のみを、手押しタイプでは「エンジン式」と「電動式」の両方を取り扱っています。
全般的にリーズナブルな値段設定が工進草刈機の魅力です。それでは、タイプ毎にどのような製品があるのか、詳しく見ていきましょう。
肩掛 バッテリー充電式電動草刈機
電動式の草刈機は、エンジン式と比べて動作音が静かなことが最大の利点です。住宅街の庭の草刈りには電動式をおすすめします。逆に畑地、果樹園などの広い場所では、バッテリーの持ちの限界があり、別売のリチウム バッテリー電池を何個も追加する必要があるため、ガソリン式の方をおすすめします。
スマートコーシン SGR-1820
SGR-1802は、その工進が女性やシニアのために作った充電式草刈機です。
刈刃は、チップソーと樹脂ブレード(樹脂刃)の両方がついています。広い場所での硬い草などは、チップソーを使い、芝生や狭い場所でのキワ刈りには樹脂刃を使うとキックバックが起きにくく、安全に効率的に草刈りができます。平均的な身長の女性が手を伸ばして使える角度とパイプの長さで、腕を曲げずに使えるため作業が楽です。グリップを握るだけでスタートできるので操作も簡単です。18Vで業界最軽量クラス 1.7kg、市場価格は約13,000円と価格の安さも魅力です。
製品名 | SGR-1820 |
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タイプ | 電動バッテリー |
パワー | 18V |
ブレード(刃) | チップソー・樹脂ブレード |
質量(kg) | 1.7kg |
作業面積目安(坪) | – |
1連続運転時間 | 約35分 |
目安市場価格 | 約14,000円 |
SBC-1825
肩掛けU字ハンドルのパワフルなリチウムイオンバッテリーを動力とした充電式電動草刈機です。回転速度を調節でき、グリップが握りやすく工夫がされています。36Vとよりパワフルになったブラシレスモーター搭載のSBC-3625もあり、より広範囲の草刈りに適しています。
製品名 | SBC-1825 |
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タイプ | 電動バッテリー |
パワー | 18V |
ブレード(刃) | チップソー |
質量(kg) | 4.5 |
作業面積目安(坪) | ~39 |
1連続運転時間 | 30〜40分 |
目安市場価格 | 約20,000円 |
SBC-3650
電動式なのに、非常にパワフル。U字ハンドルで、大容量バッテリーを装着し、使用時間が大幅にアップした草刈機です。
製品名 | SBC-3650 |
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タイプ | 電動バッテリ |
パワー | 36V |
ブレード(刃) | チップソー |
質量(kg) | 5.3 |
作業面積目安(坪) | ~100 |
1連続運転時間 | 100〜300分 |
目安市場価格 | 約30,000円 |
手押し式 バッテリー充電式電動草刈機(刈払機)
SBC-3625C
36Vとよりパワフルになったブラシレスモーター搭載のリチウムイオンバッテリー電動式のSBC-3625の手押し式タイプです。草刈り機にタイヤがついているので、押すだけで簡単に雑草を刈ることができます。
手押し式 エンジン式草刈機(刈払機)
電動式ではない、ガソリンを使うエンジン式の草刈り機です。普段ガソリンを使わない、一般の家庭では、自宅の庭や駐車場での草刈りには電動式をおすすめします。
しかし、10a以上の農地(畑地や水田、果樹園)の農作業をする農業者の方には、エンジン式をおすすめします。やはり、一度に作業できる時間がガソリンの方が圧倒的に長いためです。20a超えてくると、電動式の場合、たくさんの予備バッテリーが必要となり、コスト面でも厳しくなります。
EBC-26C / EBC-35C
EBC-26Cは、排気量26mL(cc)の2サイクルエンジンの手押し式草刈機(刈払機)です。EBC-35Cは、排気量が35mL(cc)とさらにパワフル、4サイクルエンジンを搭載しています。
製品名 | EBC-26C | EBC-35C |
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タイプ | エンジン式・2サイクル | エンジン式・4サイクル |
パワー | 26mL | 35mL |
ブレード(刃) | ナイロンコードカッター | ナイロンコードカッター |
質量(kg) | 8.9 | 10.1 |
作業面積目安(坪) | – | – |
1連続運転時間 | (タンク容量0.6L) | (タンク容量0.7L) |
目安市場価格 | 約33,000円 | 約40,000円 |
その他
工進(コーシン)は他のメーカーと同様、様々な草刈機(刈払機)の付属品(アタッチメント、アクセサリ)も開発、販売しています。主には、ナイロンコード や樹脂刃、チップソー、ヘッジトリマー、その他部品など、自社製品の消耗品が充実しています。
工進製品の修理
お使いの工進(コーシン)製品が故障した場合は、購入した販売店に問い合わせをしましょう。下記HPから、工進に直接お問い合わせも可能です。参考にしてください。
工進の草刈機(刈払機)を中古で買いたいときは
工進の草刈機(刈払機)は、その性能に比して安価を実現していますので、新品でも手の届きやすい価格になっています。しかしながら、中古でもいいからもっと安く入手したいという人もいるでしょう。その場合におすすめなのが、大手オークションサイトである「ヤフオク!」を利用する方法です。
オークションというと価格を随時確認しなくてはいけないなど煩わしいイメージがあるかもしれませんが、実は現在の「ヤフオク!」には「定額」で出品されている商品が多くあります。「定額」で出品されている商品は、オークション形式とは異なり、表示されている価格に対し購入ボタンを押すだけで即時取引完了となります。このように煩わしさもなくなっているばかりか、農機商品の取扱い数も急拡大しており、非常に使い勝手のよいサービスに進化しています。
以下にリンクを用意しましたので、ぜひ一度のぞいてみるとよいでしょう。
=>ヤフオク!で検索してみるまとめ
工進は、草刈機(刈払機)の他に、噴霧器、チェンソー、ブロワ、散布機、洗浄機、除雪機、ヘッジトリマーなど、様々な機械を展開しています。
工進の製品はダイユーエイトやアークランド(arcland)などのホームセンターのガーデニング・園芸、資材コーナーにデモ品が置かれていることが多いので、実物を確認することが可能です。草刈機は草刈機は他に、マキタ(makita)、リョービ(RYOBI)、ハイコーキ(hikoki 旧日立工機)、ボッシュ(bosch)、高儀、共立(やまびこ)、丸山製作所、ハスクバーナ・ゼノア、ホンダなどもあります。是非手にとって、重さなどを確かめてください。