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ハイポネックスジャパン

ハイポネックス 水耕栽培で使える種類や使い方のポイント

微粉ハイポネックス ハイポネックスジャパン

水耕栽培は、土を使わず培養液(肥料分を含んだ水)で、野菜や草木を栽培します。では肥料はどのようなものを使ったらよいのでしょうか。

この記事では、水耕栽培に使えるハイポネックスの肥料の種類や、使い方についてわかりやすく説明します。

ハイポネックス(Hyponex)とは?

ハイポネックスとは、園芸用肥料・園芸用品の輸入・販売などを行っている株式会社ハイポネックスジャパンが販売している肥料の総称です。ハイポネックスシリーズの肥料は様々な用途、植物に対応していて、それぞれに合った肥料を選んで使用することで、より強く立派な植物を育てることができます。口頭などで「ハイポネックス」と言われる場合には「ハイポネックス原液」という肥料を指していることが多いです。

微粉ハイポネックス

一番有名な、ハイポネックス原液は液体肥料なので、水耕栽培に使っている様子がYouTubeやインタネットの記事でも見かけますが、実は水耕栽培には向いていません。

ハイポネックスで水耕栽培に使える肥料は、「微粉ハイポネックス」のみです。

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特徴

細かな粉状になった肥料で、水に溶かして培養液にして施します。含有成分は、窒素(N):リン(P):カリウム(K)=6.5:6:19に配合されています。特に植物の根を丈夫にするカリウム(加里)が多く含まれ、植物に活力を与え、強健な植物の生育に効果的です。

水に溶けてすぐ効果のでる速効性の化成肥料で、水耕栽培・ハイドロカルチャーの他にも、追肥として観葉植物や草花、バラなどにも使うことができます。

粉状で、容量も100gのスティックタイプから5kgまでと幅広いラインナップです。初めてベビーリーフやハーブなどを水耕栽培で育ててみたいという人には、少量から使えて保存場所にも困りません。またホームセンターなどで簡単に手に入れることができます。

培養液の作り方

培養液(肥料を溶かした水)の作り方は簡単です。ハイドロカルチャーや水耕栽培には、1000倍に希釈して使います。

  1. 2ℓのペットボトルに、水道水を入れます
  2. 微粉ハイポネックス2gを水に入れます
  3. 蓋をして、粉が溶けるまでよく振って混ぜます

付属の計量スプーンは、1gと2gが図れるようになっています。苗が小さい場合には倍の2000倍、(2ℓの水に1g)ぐらいから始めるとよいでしょう。水に希釈した培養液は、使い切りが基本です。一度に作らず使う分だけ希釈して使いましょう。余ってしまったら冷蔵庫に保存し、3日以内には使い切りましょう。

使い方

スポンジなどに種をまいた場合には、スポンジから根がでてきたくらいから、培養液で育てます。水耕栽培の場合、根が全部水に浸かると根腐れを起こしやすくなります。水位は、根の3分の2~半分ほどが浸かる程度にし、根元は濡らさないようにしましょう。

水替えは、気温が高い場合は腐りやすいので3日に1度。最低でも1週間に一度は全部交換して使いましょう。(水が濁ってきたら交換の合図です。日数に関係なく交換をしましょう)

成長を早めようと、肥料の濃度を上げたり、肥料を混ぜたりしてはいけません。肥料を混ぜると化学反応を起こし、植物自体に被害が出るだけでなく、有害物質・ガスが発生したりと、大きな事故につながる危険性があります。くれぐれも、肥料同士を原液で混ぜることはしないでください。

微粉ハイポネックスは1000倍以上濃い濃度では使わないようにしましょう。

活力剤

水耕栽培に使えるハイポネックス商品は、微粉ハイポネックスしかありませんが、このほかにハイドロカルチャー、水栽培に使える活力剤があります。

肥料は、肥料取締法で一定の量以上の肥料成分が入っていないと、肥料として販売してはいけないことになっています。肥料成分が低濃度の肥料や、植物が元気のない時に使うアンプル剤として活力剤があります。基本は肥料と併用して使います。

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キュート ハイドロ・水栽培用は、水にうすめることなくそのまま株元にひと押しするだけで、植物の葉色・花色を鮮やかに美しく育てます。観葉植物やサボテン、多肉植物などのハイドロカルチャーにおすすめです。

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その他の水耕栽培に使える肥料

水耕栽培には水耕栽培用の肥料を使いましょう。この他水耕栽培には、液体肥料ハイポニカ、ベジタブルライフA、プロ農家用のOATハウス肥料シリーズなどがあります。

こちらの記事に、これらのおすすめの水耕栽培の肥料について説明しています。

執筆者・監修者情報
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農家web編集部のメンバーが「農業者による農業者のための情報サイト」をコンセプトに、農業に関するあらゆる情報を丁寧にまとめてお届けしていきます。
編集部のメンバーは皆、実際に農業に携わりながら情報をまとめています。農学を極め樹木医の資格を持つ者、法人の経営・財務管理に長けている者、大規模農場の営農経験者などバラエティに富んだメンバーで構成されています。他にも農機具やスマート農業機器、ITなどのスキルも兼ね備えています。

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