おすすめの除草剤噴霧器 人気ランキング10選！

噴霧器とは？

噴霧器とは「水や薬液を霧のように高圧噴射するための器具」で、スプレイヤーとも呼ばれます。

大まかなタイプとしては、ガソリンや電気を使わず、手動で行う「手動式噴霧器」、電池や充電式バッテリー、コンセントからの電気で動く「電動式噴霧器」、そしてガソリン燃料でエンジンを動かせる「ガソリン式噴霧器」があります。

そして農業界では、手動ではない「電動式噴霧器」「ガソリン式噴霧器」を「動力噴霧器（通称：動噴（どうふん））」と呼んでいます。特に「ガソリン式噴霧器」を動噴と呼んでいるケースが多いです。

種類	主な使用場所	ポイント
手動式	タンク容量が4〜5Lのものは家庭菜園や市民農園、それ以上のものは10a以下の小規模農園での散布に適します。	非常に安価で耐久性に優れる 蓄圧が手動
電動式	小規模農園から中規模農園まで幅広く使えます。	蓄圧が電動なので楽 ガソリン式より静か
ガソリン式	比較的大規模農園での使用に適します。	広範囲を安定して散布可能

おすすめの除草剤噴霧器ランキング10選！

第10位 トラスコ中山（TRUSCO）の、「ＴＲＵＳＣＯ　蓄圧式噴霧器　４Ｌ」

4Lと小型で軽く、狭い範囲に便利な肩掛け式の除草剤噴霧器です。過剰な圧力を外部に自動的に放出する安全弁装置付、レバーをロックすれば連続噴射が可能です。

軽いので持ち運びやすく、安価なため最初に購入する噴霧器に最適です。難点は4Lなのでそれ以上散布する場合は液剤の継ぎ足しが必要になることです。除草剤だけでなく、殺虫、殺菌のための農薬の散布にも使えるので、特に家庭菜園や市民農園ユーザーにはピッタリな農機具です。

第９位 （株）フルプラ（FURUPLA）の「ダイヤスプレープレッシャー式単頭式」

（株）フルプラ（FURUPLA）の「ダイヤスプレープレッシャー式単頭式」は、4Lと小型なものがあり家庭菜園や市民農園のサイズにはぴったりです。とにかく安く、軽く、小型、肩掛なので、ポータブルで器用に取り回せます。

第８位（電池タイプ）工進 乾電池式噴霧器 除草名人 JS-10

エンジンポンプ部門で世界1位を誇る、京都に本社を置く非常に優れたメーカー工進（koshin）の、単一乾電池4本で駆動するコードレス電動式噴霧器です。単一乾電池4本で約6時間動き、タンク50杯散布することができます。また、散布量と散布幅をノズル（噴口）や噴板で楽に調節することができるのが特長です。

電動式噴霧器は、その名の通り、電気の力でモーターを駆動させ、ノズルから噴霧します。手動式と比べハンドル等を動かして蓄圧する必要がないため、楽に散布することができます。また、電動式はガソリン式に比べて駆動音が静か、排ガスも出ないという特長もあります。

機種	JS-10
タンク容量	10L（リットル）
ポンプ形式	インペラーポンプ
最高圧力	締め切り時:0.015MPa(0.15kgf/cm2)
噴口	ー
噴霧量	0.7〜2.0L（リットル）/分
寸法 （幅×奥行×高さ）	290×140×500mm
本体重量	3.6kg（電池含む）
市場価格目安	約13,000円

第７位（バッテリータイプ）マキタ 18V 充電式噴霧器　MUS158DSF

マキタ（makita）は世界有数の電動式工具メーカです。充電式バッテリーを軸にたくさんの電動工具を展開しています。そのラインナップの一つがこちらの商品です。

マキタのリチウムイオンは相互性があり、多くの工具を使うことができるので、マキタ製品を使っているかたには、本体のみであればお得に使えます。充電すれば何度でも使えるのが魅力です。

機種	MUS158DSF
タンク容量	15L（リットル）
ポンプ形式	ダイヤフラム式
最高圧力	0.5MPa
噴口	ー
噴霧量	0.9〜1.7L（リットル）/分
寸法 （幅×奥行×高さ）	317×237×517mm
本体重量	6.0kg（バッテリ含む）
市場価格目安	約45,000円（バッテリ含む）

第６位 エンジン式小型動噴 MS-ERH50

工進（koshin）が販売するガソリン式噴霧器です。ガソリン式噴霧器の特徴は何といってもパワフルなことです。大きな圃場など、広範囲に除草剤を散布するときに使用します。ガソリン式噴霧器は農業用に使用され、動噴（動力噴霧器）とよく呼ばれ、セット台にエンジンやモーターなどの動力とポンプを搭載した噴霧器を「セット動噴」と呼んでいます。

除草に噴霧器（散布機）を使用する場合は、この「セット動噴」がマッチするかと思います。広範囲に除草剤を散布しないといけないけど、背負い式はきつい、といった方にこの噴霧器はうってつけです。

機種	MS-ERH50
タンク容量	ー
ポンプ形式	ピストンポンプ
最高圧力	3.0MPa
噴口	ー
噴霧量	1.0〜2.9L（リットル）/分
寸法 （幅×奥行×高さ）	650×350×400mm
本体重量	18.0kg
市場価格目安	約90,000円

第５位 ハイガー産業 HG-KBS12L

ハイガー産業株式会社は、農業機械を含む産業機械の開発販売を行うメーカーです。群馬県に本社を構え、中国の工場で製造した高品質な製品をリーズナブルな価格で販売しています。

HG-KBS12Lは本体重量5kgと軽く、女性やお年寄りの方にも扱いやすいサイズです。値段もリーズナブルで、タンク容量は12L。家庭菜園、庭の除草からある程度の圃場（畑）でも活躍します。

第４位 ハイガー エンジン式噴霧器 HG-2PS2625

ハイガー産業（haige）の背負い式のエンジン式噴霧器です。エンジン式のため、オイルが必要なこと、また騒音が電気式、手動式と比べて大きいという難点はありますが、25Lのタンク、ピストンポンプでパワーが強く、安定して噴霧することができます。

第３位 背負式手動噴霧器 グランドマスター RW-15DX(RW-15DX-AAA-0)

工進（koshin）の、手動式噴霧器です。片手で加圧と噴霧が簡単に行える仕様になっていて、背当てパッドなどの工夫で長時間背負いやすくなっています。手動である程度長時間作業する場合は、この噴霧器を何よりもおすすめします。

機種	RW-15DX
タンク容量	15L
ポンプ形式	ダイヤフラムポンプ
最高圧力	締め切り時:0.4MPa(4kgf/cm2)
噴口	縦型二頭口噴口
噴霧量	縦型二頭口噴口:0.7リットル/分
寸法 （幅×奥行×高さ）	366×247×537mm
本体重量	3.7kg
市場価格目安	約12,000円

第２位 工進 スマートコーシンSLS-15

スマートコーシンはパワフルで長持ちなリチウムイオンバッテリー（電池）を搭載し、最大3.5時間の長時間作業が可能です。　また縦型二頭口噴口と泡状除草噴口が標準で付属、除草だけでなく、消毒や病害虫防除のための農薬散布にも使えます。

第１位 丸山製作所 BIGM 背負噴霧器 15X型

株式会社丸山製作所は、農林業用機械などの開発販売を行う上場企業で、製造工場ではISO認証も取得しています。特に品質の面で信頼性の高いメーカーで農業者の中でも有名です。

この背負い式噴霧器はハンドル操作の軽いダイヤフラム式ポンプを採用していて、力に自信のない方でも簡単に使用できる噴霧器です。付属のノズルも泡状の霧を噴霧する除草用の1頭口と、細かい霧を出す消毒、害虫殺虫用途の農薬散布に適した2頭口の二つのノズルがついています。

ホームセンターや各ストア毎に、1年、2年、3年、4年、5年、9年（！）等保証も大きく変わってきます。また、他にもアイリスオーヤマやダリヤなど様々なメーカーの製品がありますので、是非色々調べてみてください。

圃場で使用する場合

圃場で使用する場合は、散布したい圃場の広さによって、おすすめの噴霧器が違ってきます。ケースバイケースですが、50a（アール）未満であれば、背負い型の手動式や電動式で何とか、、大丈夫ですが、50a（アール）を超える範囲に散布したい場合、また背負い式での長時間の作業が大変な場合は、下記のような動噴（動力噴霧器）を導入するのがおすすめです。

噴霧器　ノズル（噴口）について