明治Dr.オリゼスタークル箱粒剤 − 適用表・使用方法など詳細情報
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- 失効により新たな製造や販売はされませんが、登録が失効した農薬でも使用禁止農薬でなければ最終有効年月までは使用できる可能性があります。
- 不要農薬や空容器などは、廃掃法上の問題を生じさせないよう適切に処分してください。
- 詳しくは、メーカーや農薬取扱事業者、農薬管理指導士等にご相談ください。
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明治Dr.オリゼスタークル箱粒剤
- 種類名
- ジノテフラン・プロベナゾール粒剤
- メーカー
- 三井化学クロップ&ライフソリューション株式会社 メーカーサイト
- 剤型名
- 粒剤
- 用途
- 殺虫殺菌剤
概要
広範囲の害虫に効果があり、高い浸透性、残効性、速効性にすぐれた薬剤であるスタークル(新規ネオニコチノイド系(フラニコチニル系))と、植物の病害抵抗性を誘導して高い効果を示す抵抗性誘導型いもち病防除剤のDr.オリゼの混合剤です。
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適用表
作物名 | 適用病害虫名 | 希釈倍率 | 使用液量 | 使用時期 | 使用方法 | 本剤の使用回数 | ジノテフランを含む使用回数 | プロベナゾールを含む使用回数 |
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特徴
- 広範囲の害虫に効果があり、高い浸透性、残効性、速効性にすぐれた薬剤であるスタークル(新規ネオニコチノイド系(フラニコチニル系))の効果があり、ウンカ類、カメムシ類に高い効果を発揮します。
- 植物の病害抵抗性を誘導して高い効果を示す抵抗性誘導型いもち病防除剤のDr.オリゼの効果も有します。
- 処理時期が緑化期~移植当日と幅広いのも特長です。
使用方法
性状は、類白色細粒です。育苗箱の苗の上から均一に散布します。
使用上の注意
使用上の注意
- 育苗箱の苗の上から所定薬量を均一に散布し、茎葉に付着した薬剤は払い落とした後、十分灌水すること。
- 稲苗の葉がぬれていると、薬剤が付着して薬害を生じる場合もあるので、散布直前の灌水はさけること。
- 軟弱徒長苗、むれ苗などでは薬害を生じるおそれがあるので、必ず健苗に使用すること。
- 処理苗移植の本田の整地が不均整な場合は薬害が生じやすいので、代かきはていねいに行い、移植後田面が露出したりしないように注意すること。
- 処理苗を本田に移植したのちは、そのまま湛水状態(湛水深3~5㎝)を保ち、稲苗が活着するまで田面が露出しないよう水管理に注意すること。
- 本田が砂質土壌の水田や漏水田、未熟有機物多用田の場合には使用をさけること。
- 移植後、低温が続き、苗の活着遅延が予測される場合には使用をさけること。
- 本剤の処理により、軽度の初期生育遅延や葉の黄化を認めることがあるが、その後回復するので通常の管理を維持すること。
- 容器・空袋は圃場などに放置せず、適切に処理すること。
- 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
人畜に有毒な農薬については、その旨及び解毒方法
- 本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意すること。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。
- 散布の際は農薬用マスク、手袋、不浸透性防除衣などを着用するとともに保護クリームを使用すること。作業後は直ちに身体を洗い流し、うがいをするとともに衣服を交換すること。
- 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯すること。
- かぶれやすい体質の人は作業に従事しないようにし、施用した作物等との接触をさけること。
- 夏期高温時の使用をさけること。
水産動植物に有毒な農薬については、その旨
- 水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、本剤を使用した苗は養魚田に移植しないこと。
- 移植後は河川、養殖池等に流入しないよう水管理に注意すること。
- 水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に流入しないよう水管理に注意すること。
貯蔵上の注意事項
- 直射日光をさけ、食品と区別して、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管すること。