家庭園芸用GFオルトラン粒剤 − 適用表・使用方法など詳細情報

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家庭園芸用GFオルトラン粒剤

種類名
アセフェート粒剤
メーカー
住友化学園芸株式会社 メーカーサイト
剤型名
粒剤
用途
殺虫剤

タグ

家庭園芸向け ツールチップアイコン

概要

家庭園芸用GFオルトラン粒剤は、性状が類白色細粒の有機リン系の殺虫剤です。 広範囲の害虫に効果があり、適用作物も広いため使いやすく、園芸店やホームセンターなどでも手に入りやすく、人気がある殺虫剤です。

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有効成分情報

成分名称 含有濃度 IRAC FRAC HRAC 同じ有効成分の製品
アセフェート 5.0000% 1B 検索

適用表

作物名 適用病害虫名 希釈倍率 使用液量 使用時期 使用方法 本剤の使用回数 アセフェートを含む使用回数
キャベツ アザミウマ類 6g/㎡(1株当り2g) 定植時 植穴処理 1回 2回以内(定植時までの処理は1回以内、定植後の散布は1回以内)
キャベツ アブラムシ類 6g/㎡ 育苗期 散布 1回 2回以内(定植時までの処理は1回以内、定植後の散布は1回以内)
ブロッコリー ヨトウムシ 6g/㎡(1株当り2g) 定植時 株元散布 1回 1回
ブロッコリー アザミウマ類 6g/㎡(1株当り2g) 定植時 株元散布 1回 1回
ブロッコリー ネキリムシ類 6g/㎡(1株当り2g) 定植時 株元散布 1回 1回
ブロッコリー アオムシ 6g/㎡(1株当り2g) 定植時 株元散布 1回 1回
こまつな アブラムシ類 6g/㎡ は種前 播溝土壌混和 1回 1回
ピーマン アブラムシ類 1株当り2g 定植時 株元散布 1回 1回
かぶ アブラムシ類 4g/㎡ 収穫21日前まで 株元散布 1回 1回
なばな類 アブラムシ類 6g/㎡ 定植時 植溝土壌混和 1回 1回
なばな類 アブラムシ類 6g/㎡ は種時 播溝土壌混和 1回 1回
オクラ アブラムシ類 6g/㎡(1株当り2g) 収穫開始14日前まで 株元散布 1回 1回
樹木類(つつじ類、ポインセチアを除く) ケムシ類 12g/㎡ 生育期(樹高2m以下) 株元散布 5回以内 5回以内
つつじ類 ケムシ類 12g/㎡ 生育期(樹高2m以下) 株元散布 5回以内 5回以内
つつじ類 ツツジグンバイ 12g/㎡ 発生初期 株元散布 5回以内 5回以内
花き類・観葉植物(きく、宿根スターチス、カーネーション、アリウムを除く) ヨトウムシ類 6g/㎡ 発生初期 株元散布 5回以内 5回以内
きく ヨトウムシ類 6g/㎡ 発生初期 株元散布 5回以内 5回以内
きく ネキリムシ類 6g/㎡ 発生初期 株元散布 5回以内 5回以内
きく ハモグリバエ類 6g/㎡ 発生初期 株元散布 5回以内 5回以内
宿根スターチス ヨトウムシ類 6g/㎡ 発生初期 株元散布 5回以内 5回以内
宿根スターチス コガネムシ類幼虫 6g/㎡ 発生初期 株元散布 5回以内 5回以内
カーネーション ヨトウムシ類 6g/㎡ 発生初期 株元散布 5回以内 5回以内
カーネーション コナガ 6g/㎡ 発生初期 株元散布 5回以内 5回以内
アリウム ヨトウムシ類 6g/㎡ 発生初期 株元散布 5回以内 5回以内
アリウム ネギコガ 6g/㎡ 発生初期 株元散布 5回以内 5回以内
スジキリヨトウ 10g/㎡ 発生初期 全面散布 5回以内 5回以内
シバツトガ 10g/㎡ 発生初期 全面散布 5回以内 5回以内
かぶ ネキリムシ類 4g/㎡ 収穫21日前まで 株元散布 1回 1回
キャベツ アオムシ 3〜6g/㎡(1株当り1〜2g) 定植時 植穴処理 1回 2回以内(定植時までの処理は1回以内、定植後の散布は1回以内)
キャベツ コナガ 3〜6g/㎡(1株当り1〜2g) 定植時 植穴処理 1回 2回以内(定植時までの処理は1回以内、定植後の散布は1回以内)
キャベツ ヨトウムシ 3〜6g/㎡(1株当り1〜2g) 定植時 植穴処理 1回 2回以内(定植時までの処理は1回以内、定植後の散布は1回以内)
キャベツ アブラムシ類 3〜6g/㎡(1株当り1〜2g) 定植時 植穴処理 1回 2回以内(定植時までの処理は1回以内、定植後の散布は1回以内)
キャベツ ネキリムシ類 3〜6g/㎡(1株当り1〜2g) 定植時 植穴処理 1回 2回以内(定植時までの処理は1回以内、定植後の散布は1回以内)
はくさい アオムシ 3〜6g/㎡(1株当り1〜2g) 定植時 植穴処理 1回 1回
はくさい コナガ 3〜6g/㎡(1株当り1〜2g) 定植時 植穴処理 1回 1回
はくさい ヨトウムシ 3〜6g/㎡(1株当り1〜2g) 定植時 植穴処理 1回 1回
はくさい アブラムシ類 3〜6g/㎡(1株当り1〜2g) 定植時 植穴処理 1回 1回
はくさい ネキリムシ類 3〜6g/㎡(1株当り1〜2g) 定植時 植穴処理 1回 1回
トマト アブラムシ類 3〜6g/㎡(1株当り1〜2g) 定植時 植溝散布又は植穴処理 1回 1回
トマト オンシツコナジラミ 3〜6g/㎡(1株当り1〜2g) 定植時 植溝散布又は植穴処理 1回 1回
トマト ネキリムシ類 3〜6g/㎡(1株当り1〜2g) 定植時 植穴処理 1回 1回
きゅうり アブラムシ類 3〜6g/㎡(1株当り1〜2g) 定植時 植溝散布又は植穴処理 1回 1回
きゅうり アザミウマ類 3〜6g/㎡(1株当り1〜2g) 定植時 植溝散布又は植穴処理 1回 1回
きゅうり オンシツコナジラミ 3〜6g/㎡(1株当り1〜2g) 定植時 植溝散布又は植穴処理 1回 1回
きゅうり ネキリムシ類 3〜6g/㎡(1株当り1〜2g) 定植時 植穴処理 1回 1回
なす アブラムシ類 3〜6g/㎡(1株当り1〜2g) 定植時 植溝散布又は植穴処理 1回 1回
なす アザミウマ類 3〜6g/㎡(1株当り1〜2g) 定植時 植溝散布又は植穴処理 1回 1回
なす オンシツコナジラミ 3〜6g/㎡(1株当り1〜2g) 定植時 植溝散布又は植穴処理 1回 1回
なす ネキリムシ類 3〜6g/㎡(1株当り1〜2g) 定植時 植穴処理 1回 1回
だいこん アオムシ 3〜4g/㎡ は種前 植溝散布 1回 1回
だいこん コナガ 3〜4g/㎡ は種前 植溝散布 1回 1回
だいこん アブラムシ類 3〜4g/㎡ は種前 植溝散布 1回 1回
ばれいしょ アブラムシ類 3〜6g/㎡(1株当り1〜2g) 植付時 植溝散布 1回 3回以内(植付時の処理は1回以内、植付後は2回以内)
えだまめ ハスモンヨトウ 3〜6g/㎡ 収穫21日前まで 生育期株元散布 3回以内 3回以内
花き類・観葉植物(きく、宿根スターチス、カーネーション、アリウムを除く) アザミウマ類 3〜6g/㎡ 発生初期 株元散布 5回以内 5回以内
花き類・観葉植物(きく、宿根スターチス、カーネーション、アリウムを除く) アブラムシ類 3〜6g/㎡ 発生初期 株元散布 5回以内 5回以内
きく アザミウマ類 3〜6g/㎡ 発生初期 株元散布 5回以内 5回以内
きく アブラムシ類 3〜6g/㎡ 発生初期 株元散布 5回以内 5回以内
宿根スターチス アザミウマ類 3〜6g/㎡ 発生初期 株元散布 5回以内 5回以内
宿根スターチス アブラムシ類 3〜6g/㎡ 発生初期 株元散布 5回以内 5回以内
カーネーション アザミウマ類 3〜6g/㎡ 発生初期 株元散布 5回以内 5回以内
カーネーション アブラムシ類 3〜6g/㎡ 発生初期 株元散布 5回以内 5回以内
アリウム アザミウマ類 3〜6g/㎡ 発生初期 株元散布 5回以内 5回以内
アリウム アブラムシ類 3〜6g/㎡ 発生初期 株元散布 5回以内 5回以内
タマナヤガ 5〜10g/㎡ 発生初期 全面散布 5回以内 5回以内

特徴

広範囲の害虫に効く

野菜害虫のアオムシ,コナガ,ヨトウムシ,ハスモンヨトウや、茶・花き類に発生するアザミウミ類にも効果を発揮します。
ツノロウムシやルビロウムシなどのカイガラムシ類にも効果が高く、ふ化期に散布して防除するとよいでしょう。

浸透性作用が大きい

浸透作用が大きいので、葉裏や巻葉内に潜むアブラムシ類、スリップ類やハマキムシ類にも高い効果し、効果が持続します。

使用方法

そのまま散布します。

農家web編集部からのポイント

抵抗性害虫について

コナガには、有機リン系の抵抗性が出現しています。作用のことらる系統の殺虫剤(BT剤,アタブロン水和剤,パダン水溶剤,エビセクト水和剤など)をローテーション散布して、連用は避けましょう。

害虫初期発生を抑制

粒剤ですので、定植時の植穴散布や株元散布が可能なので、害虫の初期発生を抑えることができます。
またアブラムシ類やアザミウマ類などの吸汁性害虫やヨトウムシ、アオムシ、コナガなどの食害性害虫まで、同時に防除できます。

使用上の注意

効果・薬害等の注意

  • 土壌が極度に乾燥している時は使用しないでください(効果)。
  • 芝のスジキリヨトウ、シバツトガ及びタマナヤガの防除に使用する場合、散布後1㎡当り0.5~1.0Lの散水を行ってください(効果)。
  • 適用作物群に属する作物またはその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所または販売店等と相談することが望ましいです。

安全使用上の注意

  • 体調のすぐれない時は散布しないでください。
  • 眼に入らないように注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください(刺激性)。
  • 散布中や散布当日は散布区域に小児やペットが立ち入らないように配慮してください。
  • 使用後の空容器は3回以上洗浄してから【200gボトル入】、空袋は良くたたいて中身を完全に出してから処理してください。
  • 間引き菜、つまみ菜に使用しないでください。
  • みずかけな(水掛菜)、カラー及び花はすに使用する場合は、ほ場内に水がない状態で使用してください。また、使用後14日間は入水しないでください。
  • ミツバチ及び蚕に影響がありますので注意して使用してください。

治療法:硫酸アトロピン製剤及びPAM製剤の投与が有効です(動物実験で報告)。
魚毒性:通常の使用方法では問題ありません。

  • 使用に際しては必ず商品の説明をよく読んで、記載内容に従ってお使いください

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