ベフラン液剤25 − 適用表・使用方法など詳細情報
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概要
グアニジン系の殺菌剤で、優れた予防効果と保護効果があります。麦や果樹など多彩な作物に使えます。性状は、淡黄色澄明水溶性液体です。
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有効成分情報
成分名称 | 含有濃度 | IRAC | FRAC | HRAC | 同じ有効成分の製品 |
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イミノクタジン酢酸塩 | 25.0000% | M7 | 検索 |
適用表
作物名 | 適用病害虫名 | 希釈倍率 | 使用液量 | 使用時期 | 使用方法 | 本剤の使用回数 | イミノクタジンを含む使用回数 |
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小麦 | 紅色雪腐病 | 250倍 | 25㍑/10a | 根雪前 | 散布 | 3回以内(但し、出穂期以降は1回以内) | 4回以内(種子への処理は1回以内、散布及び無人航空機散布は合計3回以内、出穂期以降は1回以内) |
りんご | 紫紋羽病 | 250倍 | - | 苗木植付前 | 根部浸漬 | - | 8回以内(液剤及び水和剤は合計6回以内(開花期以降は3回以内)、塗布剤は2回以内) |
麦類(小麦を除く) | 雪腐大粒菌核病 | 1000倍 | 60〜150㍑/10a | 根雪前 | 散布 | 2回以内 | 3回以内(種子への処理は1回以内、散布は2回以内、出穂期以降は1回以内) |
麦類(小麦を除く) | 紅色雪腐病 | 1000倍 | 60〜150㍑/10a | 根雪前 | 散布 | 2回以内 | 3回以内(種子への処理は1回以内、散布は2回以内、出穂期以降は1回以内) |
麦類(小麦を除く) | 紅色雪腐病 | 10倍 | 乾燥種子1kg当り30〜50mL | は種前 | 塗沫処理 | 1回 | 3回以内(種子への処理は1回以内、散布は2回以内、出穂期以降は1回以内) |
麦類(小麦を除く) | 紅色雪腐病 | 5倍 | 乾燥種子1kg当り15〜25mL | は種前 | 塗沫処理 | 1回 | 3回以内(種子への処理は1回以内、散布は2回以内、出穂期以降は1回以内) |
麦類(小麦を除く) | 紅色雪腐病 | 原液 | 乾燥種子1kg当り3〜5mL | は種前 | 種子吹き付け処理又は塗沫処理 | 1回 | 3回以内(種子への処理は1回以内、散布は2回以内、出穂期以降は1回以内) |
麦類(小麦を除く) | 条斑病 | 原液 | 乾燥種子1kg当り3〜5mL | は種前 | 種子吹き付け処理又は塗沫処理 | 1回 | 3回以内(種子への処理は1回以内、散布は2回以内、出穂期以降は1回以内) |
麦類(小麦を除く) | 斑葉病 | 原液 | 乾燥種子1kg当り3〜5mL | は種前 | 種子吹き付け処理又は塗沫処理 | 1回 | 3回以内(種子への処理は1回以内、散布は2回以内、出穂期以降は1回以内) |
麦類(小麦を除く) | 網斑病 | 原液 | 乾燥種子1kg当り3〜5mL | は種前 | 種子吹き付け処理又は塗沫処理 | 1回 | 3回以内(種子への処理は1回以内、散布は2回以内、出穂期以降は1回以内) |
麦類(小麦を除く) | ふ枯病 | 原液 | 乾燥種子1kg当り3〜5mL | は種前 | 種子吹き付け処理又は塗沫処理 | 1回 | 3回以内(種子への処理は1回以内、散布は2回以内、出穂期以降は1回以内) |
麦類(小麦を除く) | なまぐさ黒穂病 | 原液 | 乾燥種子1kg当り3〜5mL | は種前 | 種子吹き付け処理又は塗沫処理 | 1回 | 3回以内(種子への処理は1回以内、散布は2回以内、出穂期以降は1回以内) |
麦類(小麦を除く) | 斑葉病 | 250〜500倍 | - | は種前 | 10〜30分間種子浸漬 | 1回 | 3回以内(種子への処理は1回以内、散布は2回以内、出穂期以降は1回以内) |
麦類(小麦を除く) | なまぐさ黒穂病 | 1000〜2000倍 | - | は種前 | 10〜30分間種子浸漬 | 1回 | 3回以内(種子への処理は1回以内、散布は2回以内、出穂期以降は1回以内) |
小麦 | 雪腐大粒菌核病 | 1000倍 | 60〜150㍑/10a | 根雪前 | 散布 | 3回以内(但し、出穂期以降は1回以内) | 4回以内(種子への処理は1回以内、散布及び無人航空機散布は合計3回以内、出穂期以降は1回以内) |
小麦 | 紅色雪腐病 | 1000倍 | 60〜150㍑/10a | 根雪前 | 散布 | 3回以内(但し、出穂期以降は1回以内) | 4回以内(種子への処理は1回以内、散布及び無人航空機散布は合計3回以内、出穂期以降は1回以内) |
小麦 | うどんこ病 | 1000倍 | 60〜150㍑/10a | 収穫14日前まで | 散布 | 3回以内(但し、出穂期以降は1回以内) | 4回以内(種子への処理は1回以内、散布及び無人航空機散布は合計3回以内、出穂期以降は1回以内) |
小麦 | 葉枯症 | 1000倍 | 60〜150㍑/10a | 収穫14日前まで | 散布 | 3回以内(但し、出穂期以降は1回以内) | 4回以内(種子への処理は1回以内、散布及び無人航空機散布は合計3回以内、出穂期以降は1回以内) |
小麦 | 赤かび病 | 1000〜2000倍 | 60〜150㍑/10a | 収穫14日前まで | 散布 | 3回以内(但し、出穂期以降は1回以内) | 4回以内(種子への処理は1回以内、散布及び無人航空機散布は合計3回以内、出穂期以降は1回以内) |
小麦 | 紅色雪腐病 | 10倍 | 乾燥種子1kg当り30〜50mL | は種前 | 塗沫処理 | 1回 | 4回以内(種子への処理は1回以内、散布及び無人航空機散布は合計3回以内、出穂期以降は1回以内) |
小麦 | 紅色雪腐病 | 5倍 | 乾燥種子1kg当り15〜25mL | は種前 | 塗沫処理 | 1回 | 4回以内(種子への処理は1回以内、散布及び無人航空機散布は合計3回以内、出穂期以降は1回以内) |
小麦 | 紅色雪腐病 | 原液 | 乾燥種子1kg当り3〜5mL | は種前 | 種子吹き付け処理又は塗沫処理 | 1回 | 4回以内(種子への処理は1回以内、散布及び無人航空機散布は合計3回以内、出穂期以降は1回以内) |
小麦 | 条斑病 | 原液 | 乾燥種子1kg当り3〜5mL | は種前 | 種子吹き付け処理又は塗沫処理 | 1回 | 4回以内(種子への処理は1回以内、散布及び無人航空機散布は合計3回以内、出穂期以降は1回以内) |
小麦 | ふ枯病 | 原液 | 乾燥種子1kg当り3〜5mL | は種前 | 種子吹き付け処理又は塗沫処理 | 1回 | 4回以内(種子への処理は1回以内、散布及び無人航空機散布は合計3回以内、出穂期以降は1回以内) |
小麦 | なまぐさ黒穂病 | 原液 | 乾燥種子1kg当り3〜5mL | は種前 | 種子吹き付け処理又は塗沫処理 | 1回 | 4回以内(種子への処理は1回以内、散布及び無人航空機散布は合計3回以内、出穂期以降は1回以内) |
小麦 | なまぐさ黒穂病 | 1000〜2000倍 | - | は種前 | 10〜30分間種子浸漬 | 1回 | 4回以内(種子への処理は1回以内、散布及び無人航空機散布は合計3回以内、出穂期以降は1回以内) |
りんご | 腐らん病 | 500〜1000倍 | 200〜700㍑/10a | 休眠期 | 散布 | 6回以内(但し、開花期以降散布は3回以内) | 8回以内(液剤及び水和剤は合計6回以内(開花期以降は3回以内)、塗布剤は2回以内) |
りんご | モニリア病 | 1000倍 | 200〜700㍑/10a | 展葉期 | 散布 | 6回以内(但し、開花期以降散布は3回以内) | 8回以内(液剤及び水和剤は合計6回以内(開花期以降は3回以内)、塗布剤は2回以内) |
りんご | 腐らん病 | 1000倍 | 200〜700㍑/10a | 展葉期 | 散布 | 6回以内(但し、開花期以降散布は3回以内) | 8回以内(液剤及び水和剤は合計6回以内(開花期以降は3回以内)、塗布剤は2回以内) |
りんご | 黒星病 | 1000倍 | 200〜700㍑/10a | 展葉期 | 散布 | 6回以内(但し、開花期以降散布は3回以内) | 8回以内(液剤及び水和剤は合計6回以内(開花期以降は3回以内)、塗布剤は2回以内) |
りんご | うどんこ病 | 1000倍 | 200〜700㍑/10a | 展葉期 | 散布 | 6回以内(但し、開花期以降散布は3回以内) | 8回以内(液剤及び水和剤は合計6回以内(開花期以降は3回以内)、塗布剤は2回以内) |
りんご | 黒星病 | 1500倍 | 200〜700㍑/10a | 収穫前日まで | 散布 | 6回以内(但し、開花期以降散布は3回以内) | 8回以内(液剤及び水和剤は合計6回以内(開花期以降は3回以内)、塗布剤は2回以内) |
りんご | 斑点落葉病 | 1500〜2000倍 | 200〜700㍑/10a | 収穫前日まで | 散布 | 6回以内(但し、開花期以降散布は3回以内) | 8回以内(液剤及び水和剤は合計6回以内(開花期以降は3回以内)、塗布剤は2回以内) |
りんご | 褐斑病 | 1500〜2000倍 | 200〜700㍑/10a | 収穫前日まで | 散布 | 6回以内(但し、開花期以降散布は3回以内) | 8回以内(液剤及び水和剤は合計6回以内(開花期以降は3回以内)、塗布剤は2回以内) |
りんご | 輪紋病 | 1500〜2000倍 | 200〜700㍑/10a | 収穫前日まで | 散布 | 6回以内(但し、開花期以降散布は3回以内) | 8回以内(液剤及び水和剤は合計6回以内(開花期以降は3回以内)、塗布剤は2回以内) |
りんご | すす点病 | 1500〜2000倍 | 200〜700㍑/10a | 収穫前日まで | 散布 | 6回以内(但し、開花期以降散布は3回以内) | 8回以内(液剤及び水和剤は合計6回以内(開花期以降は3回以内)、塗布剤は2回以内) |
りんご | すす斑病 | 1500〜2000倍 | 200〜700㍑/10a | 収穫前日まで | 散布 | 6回以内(但し、開花期以降散布は3回以内) | 8回以内(液剤及び水和剤は合計6回以内(開花期以降は3回以内)、塗布剤は2回以内) |
ぶどう | 晩腐病 | 250〜500倍 | 200〜700㍑/10a | 休眠期 | 散布 | 1回 | 3回以内(休眠期は1回以内、生育期は2回以内) |
ぶどう | 褐斑病 | 250倍 | 200〜700㍑/10a | 休眠期 | 散布 | 1回 | 3回以内(休眠期は1回以内、生育期は2回以内) |
ぶどう | 黒とう病 | 250倍 | 200〜700㍑/10a | 休眠期 | 散布 | 1回 | 3回以内(休眠期は1回以内、生育期は2回以内) |
ぶどう | つる割病 | 250倍 | 200〜700㍑/10a | 休眠期 | 散布 | 1回 | 3回以内(休眠期は1回以内、生育期は2回以内) |
ぶどう | 黒とう病 | 1000倍 | 200〜700㍑/10a | 収穫60日前まで | 散布 | 2回以内 | 3回以内(休眠期は1回以内、生育期は2回以内) |
ぶどう | 枝膨病 | 1000倍 | 200〜700㍑/10a | 収穫60日前まで | 散布 | 2回以内 | 3回以内(休眠期は1回以内、生育期は2回以内) |
なし | 黒斑病 | 250倍 | 200〜700㍑/10a | 休眠期 | 散布 | 1回 | 5回以内(塗布剤は2回以内、液剤は1回以内) |
なし | 黒星病 | 1000倍 | 200〜700㍑/10a | 収穫後〜休眠期 | 散布 | 1回 | 5回以内(塗布剤は2回以内、液剤は1回以内) |
もも | 縮葉病 | 250〜500倍 | 200〜700㍑/10a | 休眠期 | 散布 | 1回 | 3回以内(休眠期は1回以内) |
みかん | 貯蔵病害(青かび病) | 2000〜3000倍 | 200〜700㍑/10a | 収穫前日まで | 散布 | 3回以内 | 3回以内 |
みかん | 貯蔵病害(緑かび病) | 2000〜3000倍 | 200〜700㍑/10a | 収穫前日まで | 散布 | 3回以内 | 3回以内 |
みかん | 貯蔵病害(黒腐病) | 2000倍 | 200〜700㍑/10a | 収穫前日まで | 散布 | 3回以内 | 3回以内 |
みかん | 貯蔵病害(白かび病) | 2000倍 | 200〜700㍑/10a | 収穫前日まで | 散布 | 3回以内 | 3回以内 |
みかん | 貯蔵病害(すす斑病) | 2000倍 | 200〜700㍑/10a | 収穫前日まで | 散布 | 3回以内 | 3回以内 |
かんきつ(みかん、ゆずを除く) | 貯蔵病害(青かび病) | 2000〜3000倍 | 200〜700㍑/10a | 収穫前日まで | 散布 | 2回以内 | 2回以内 |
かんきつ(みかん、ゆずを除く) | 貯蔵病害(緑かび病) | 2000〜3000倍 | 200〜700㍑/10a | 収穫前日まで | 散布 | 2回以内 | 2回以内 |
かんきつ(みかん、ゆずを除く) | 貯蔵病害(黒腐病) | 2000倍 | 200〜700㍑/10a | 収穫前日まで | 散布 | 2回以内 | 2回以内 |
かんきつ(みかん、ゆずを除く) | 貯蔵病害(白かび病) | 2000倍 | 200〜700㍑/10a | 収穫前日まで | 散布 | 2回以内 | 2回以内 |
かんきつ(みかん、ゆずを除く) | 貯蔵病害(すす斑病) | 2000倍 | 200〜700㍑/10a | 収穫前日まで | 散布 | 2回以内 | 2回以内 |
ゆず | 貯蔵病害(青かび病) | 2000〜3000倍 | 200〜700㍑/10a | 収穫前日まで | 散布 | 2回以内 | 2回以内 |
ゆず | 貯蔵病害(緑かび病) | 2000〜3000倍 | 200〜700㍑/10a | 収穫前日まで | 散布 | 2回以内 | 2回以内 |
ゆず | 貯蔵病害(黒腐病) | 2000倍 | 200〜700㍑/10a | 収穫前日まで | 散布 | 2回以内 | 2回以内 |
ゆず | 貯蔵病害(白かび病) | 2000倍 | 200〜700㍑/10a | 収穫前日まで | 散布 | 2回以内 | 2回以内 |
ゆず | 貯蔵病害(すす斑病) | 2000倍 | 200〜700㍑/10a | 収穫前日まで | 散布 | 2回以内 | 2回以内 |
ゆず | 幹腐病 | 2000倍 | 200〜700㍑/10a | 収穫前日まで | 散布 | 2回以内 | 2回以内 |
マルメロ | 腐らん病 | 1500倍 | 200〜700㍑/10a | 展葉期 | 散布 | 4回以内(但し、開花期以降散布は3回以内) | 4回以内(開花期以降は3回以内) |
かりん | 腐らん病 | 1500倍 | 200〜700㍑/10a | 展葉期 | 散布 | 4回以内(但し、開花期以降散布は3回以内) | 4回以内(開花期以降は3回以内) |
アスパラガス | 茎枯病 | 1000倍 | 100〜300㍑/10a | 収穫終了後(冬期まで) | 散布 | 5回以内 | 5回以内 |
りんどう | 花腐菌核病 | 1500倍 | 100〜700㍑/10a | - | 散布 | 8回以内 | 8回以内 |
りんどう | 葉枯病 | 1500倍 | 100〜700㍑/10a | - | 散布 | 8回以内 | 8回以内 |
りんどう | 黒斑病 | 1500倍 | 100〜700㍑/10a | - | 散布 | 8回以内 | 8回以内 |
特徴
グアニジン系の殺菌剤
グアニジン系の殺菌剤で、優れた予防効果と保護効果があります。
耐性菌にも有効
特異な殺菌力があり、各種耐性菌にも有効です。
多彩な作物に使える
麦や果樹など多彩な作物に使えます。
使用方法
登録内容にしたがって、散布、浸漬、塗沫処理します。
使用上の注意
効果・薬害などの注意
1.使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
2.本剤はイミノクタジンを含む農薬であるので、他のイミノクタジンを含む農薬の使用回数と合わせ、作物ごとの総使用回数の範囲内で使用してください。
3.ボルドー液とは沈殿を生じるので混用しないでください。
4.麦類の種子消毒の場合、吹き付け処理は、専用の種子消毒機を使用し、薬液が種子に均一に付着するようにしてください。また、塗沫処理の場合は適当な容器内で種子をかき混ぜながら薬液を滴下するなどして、種子に均一に薬液を付着させてください。
5.小麦に対して希釈倍数 250 倍で使用する場合は、少量散布に適合したノズルを装着した乗用型の速度連動式地上液剤散布装置を用いて均一に散布してください。
6.りんごに使用する場合、以下のことに注意してください。
(1)芽出し2週間すぎから落花後 40 日頃までは、さび果、花そうでの軽微な不整葉を生じることがあるので、この時期の散布はさけてください。
(2)展葉期に使用する場合、この時期の西洋なしには薬害を生じるおそれがあるので、近接している場合にはかからないように注意してください。
(3)紫紋羽病防除に使用する場合、苗木発芽後の処理では展葉を阻害する傾向があるので発芽後の処理はさけてください。また、苗木根部に付着した土壌をできるだけ除去したのちに処理してください。
7.アスパラガスに使用する場合、次のことに留意してください。
(1)若茎に薬液が付着すると茎が曲がることがあるので留意してください。なお、このことによる株養成への影響はみられていません。
(2)夏期高温時の散布では針葉(擬葉)が白化することがあるので使用濃度を守り、朝夕に散布してください。
8.日本なし、もも、うめなどの果樹、いね、きゅうり、あぶらな科作物、まめ類には葉に薬害を生じることがあるのでかからないように注意して散布してください。
9.かんきつの施設栽培で果実の着色終了前に使用する場合、果実に着色むらを生じるおそれがあるので、降雨時などの極端な多湿条件下での散布はさけてください。
10.ぶどう晩腐病(休眠期散布)の防除の際、500 倍では効果が劣ることがあるので、多発が予想される場合には 250 倍で使用してください。また、ハウス栽培(特に加温ハウス栽培)では、果実に薬斑を生じるおそれがあるので散布はさけてください。
11.蚕に対して毒性があるので桑にはかからないように注意して散布してください。
12.適用作物群に属する作物またはその新品種に初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、農業改良普及センター、病害虫防除所等関係機関の指導を受けるようにしてください。
13.使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、農業改良普及センター、病害虫防除所等関係機関の指導を受けるようにしてください。
安全使用上の注意
14.医薬用外劇物。取扱いには十分注意してください。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせてください。使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けてください。
15.眼に対して強い刺激性があるので、薬液調製時および種子消毒の際には保護メガネを着用して薬剤が眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに十分に水洗し、眼科医の手当を受けてください。
16.皮ふに対して刺激性があるので皮ふに付着しないよう注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
17.使用の際は、防護マスク、不浸透性手袋、不浸透性防除衣、ゴム長靴などを着用してください。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをするとともに、衣服を交換してください。
18.作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯してください。
19.かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
水産動植物への影響:水産動植物(藻類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきってください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
保管:密栓し、直射日光をさけ、食品と区別して、小児の手の届かない冷涼な所に、カギをかけて保管してください。盗難・紛失の際は、警察に届け出てください。