草刈り用のチップソーは多くの種類があり、どれを選んでいいか悩んでしまうのではないでしょうか。この記事では、草刈機(刈払機)のチップソーをタイプ別にランキング形式で紹介します。
軽量なチップソー おすすめランキング
軽量なチップソーは充電式草刈機などパワーがない草刈機(刈払機)などにおすすめ。長時間の草刈りも楽に行え、草刈機(刈払機)本体への負担も軽くします。
1位 セフティー3 草刈りチップソー(超軽量)
藤原産業 セフティ-3 草刈りチップソー(超軽量)は外径230㎜、36刃で約284g、外径255㎜、40刃で355gと業界No1の軽さです。チップは安全性に考慮した、斜め埋め込み型でチップが飛びにくくなっているので作業する人に安心です。刃先全面研磨により切れ味もよく耐久性もあるのでとにかく軽いチップソーをという人にはおすすめ。
セイフティ3にはAC・充電式草刈機専用の外径160mm×刃数20P 穴径20mmもあり、こちらは98gとかなり軽量化されています。
2位 マキタ 軽快チップソー
マキタの草刈機(刈払機)を使っている人には、正品のマキタの軽快チップソーは万能でおすすめです。メッシュタイプ台金で軽量、力を使わず軽快な使用が可能です。相対的な判断ですが、他のものよりチップが飛びにくく、切れ味が維持できる期間が長いです。小石に当たってもチップが取れず、かなり耐久性もあります。外径230㎜×36刃で391g、外径255㎜×40刃で500gです。
3位 E-Value 軽量タイプチップソー
切れなくなったら、すぐ交換するので安いチップソーがよいというのであれば、E-Value 軽量タイプチップソーがおすすめ。チップは、安全性の高い埋め込み型で、天面・すくい面・左右側面の4面研磨がされているので切れ味もよいです。重さは外径230㎜×36刃で600g、外径255㎜×40刃で780gです。軽さや耐久性は上位2つには劣りますが、安価で軽いチップソーをお探しの方にはこちらもおすすめです。
切れ味がよいチップソー おすすめランキング
切れ味がよいチップソーは、作業効率が上がり作業者の疲れが違います。各社チップの形状などで切れ味を工夫しています。
1位 三陽金属 草刈機用チップソー ホワイトシャーク
三陽金属の草刈り用のチップソーは、色によってタイプが異なります。切れ味がよいタイプのチップソーは、ホワイトシャーク。山林の下刈などは通常は60刃前後の刃を使いますが、こちらは一般の草を刈ると同様の、36刃・40刃で竹、笹、雑木まで切ることができます。チップはノコギリ状の千鳥刃で、スリットが入っていることで、衝撃を吸収して刃欠けを防いでいます。
2位 高儀 斬丸 JIS 草刈用チップソー 二段刃
竹や笹、また刃の隙間に入る草も残さず切断する切れ味抜群のチップソーです。2種類の刃の組み合わせで切れ味を高め、刃先部に耐摩耗・耐衝撃用のタングステンカーバイトチップを使用し、耐久性も持ち合わせています。雨上がりの草刈りでも、濡れた雑草をスパスパ刈り切ることができる鋭い刃です。
3位 マキタ 笹・雑木用チップソー
マキタの笹・雑木用のチップソーは刃数が230㎜で50刃、255㎜で60刃の硬い草用につくられたチップソーです。。チップがノコギリ刃の構造の千鳥構造になっており太い竹や笹なども切れると評判です。また表面がフッ素処理されているのでチップソーに汚れが付きにくくなっています。刃数が多いチップソーで一般の草を切ろうとすると、チェーンソーがおこす風に、草があおられて、うまく刈れないという現象がおきるので山林などで太い草を刈る場合に使いましょう。
耐久性が高いチップソー おすすめランキング
チップが欠けたり、石や障害物にあたると飛んでしまうと、チップの交換が必要になります。刃が欠けなければ、再度研いで切れ味を復活させれば長く使うことも可能です。
1位 山善 とにかく石に強い チップソー
とにかく、チップ欠けが起こりにくく、耐久性抜群の強硬チップソーです。小石に当たってもチップが欠けにくいのが特徴。小石や多い荒地、耕作放棄地や岩間、障害物が多い場所での草刈りにおすすめします。
2位 三陽金属 ブルーシャーク刈払機用チップソー
三陽金属の草刈り用のチップソーは、色によってタイプが異なります。耐久力が強いのチップソーは、ブルーシャークです。チップのコブが、小石をはじいてチップの刃が欠けるのを防ぎます。またスリットが入っているので、そこで衝撃を吸収して刃欠けを防いでいます。
3位 マキタ ファインチップソー長寿命タイプ
マキタのファインチップソーは、大きく分けて2種類あります。切れ味重視タイプ・チップの飛びにくい長寿命タイプです。耐久性が強いのは長寿命タイプ、チップが飛びにくくなっています。色はゴールドもありますが性能に違いはありません。マキタのチップソーは切れ味がよく安定して使えマキタの草刈り機を使って、純正の刃をつかっていればサポートも充実しているので、初心者にもおすすめです。
チップソーの選び方
チップソーの外径は特殊なものを除き、230mmと255mmの2種類。大きい方が作業効率は上がります。しかし重量は重くなり作業抵抗もあがりますので、草刈機(刈払機)のパワーが必要になります。
通常の雑草を刈る場合は、刃数32刃~36刃前後のものを選びましょう。硬い草、竹、笹などの雑木がある山林では50刃・60刃を使われます。刃数が多いほど硬い草は切れますが、抵抗が増えるのでエンジンに負荷がかかります。また柔らかい草に60刃前後の刃を使うと、チェーンソーがおこす風に、草があおられて、うまく刈れないという現象がおきます。
サイズについては、下記に詳しい記事もありますのでそちらも参考にしてください。
悩むのであれば基本は草刈機(刈取機)と同じメーカーのものを使うのが無難です。また草刈機(刈取機)は、長い間振り回して使うものですので、女性や高齢者の方には軽量タイプもおすすめ。疲れが違います。刈る雑草によって、適切な切れ味のものを、そうでない場合は、耐久性のあるものを選ぶとよいでしょう。チップが飛んでしまったら、目立て(研磨)することもできません。
チップソーは事故も多く起きています。安全性の高い製品をまずは選び、正しく使いましょう。