ガソリンを燃料とするエンジンチェンソーは、なんといってもパワーが違います。ここではおすすめのエンジンチェンソーの種類や特徴、選び方のポイントについて説明します。
エンジンチェンソーの選び方のポイント
チェンソーにはガソリンやエンジンオイルを燃料とするエンジンチェンソーと、電気を動力とする電動チェンソーがあります。エンジンチェンソーは、排気ガスや騒音の問題がありますが、メリットはパワーがあるため、切断力が高いこと。また燃料あえあればどこでも使え、価格も充電式チェンソーより安いことも魅力です。
電動チェンソーは以前はパワーが足りなく、切断力に物足りなさを感じるものが多かったですがDIYや庭の剪定であれば振動や騒音が少なく、排気ガスがでない、メンテナンスが楽なので家庭では電源チェンソーがおすすめです。
本格的な木の伐採や、セミプロ・プロの方であればやはりパワーのあるエンジンチェンソーがおすすめです。排気量の目安は直径30cm~50cm程度の中径木であれば40㏄程度、直径50cm以上の大径木には大型の50㏄以上のチェンソーが適しています。
排気量の他、重さやガイドバーの長さなどを比較して自分にあったチェンソーを選びましょう。チェンソーの選び方についてはこちらで詳しく説明してます。
おすすめの排気量40㏄程度のエンジンチェンソー
ゼノア GZ360EZ
ゼノアのGZ360EZはジャストシリーズ(ゼノアが提供する廉価版のシリーズ)で、高機能ながら価格が抑えられているのが魅力です。雑木の処理から薪づくりまで、幅広く使える農家向けのチェンソーです。排気量は35.2㏄ですが、3.7kgと軽量でガイドバー長さは、350㎜と400㎜が選べます
製品名 | ゼノア GZ360EZ |
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燃料 | 混合ガソリン |
エンジン排気量(mL) | 35.2 |
ガイドバー長さ(mm) | 350/400 |
本体寸法(長さ×幅×高さmm) | 420×240×255 |
質量(kg) | 3.7 |
標準小売価格(税別) | 63,800円 |
ハスクバーナ 440e II
ハスクバーナ440eIIは、排気量40.9ccのハイパワーながら環境にやさしく低燃費のエンジンを搭載。日曜大工、まき割から造園業まで幅広く使えるオールラウンダーなチェンソーです。スマートスタートで簡単に始動、振動の軽減、キックバック防止などの簡単に安全に使える機能もついており、安心して使えます。
製品名 | ハスクバーナ 440e II |
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燃料 | 混合燃料 |
エンジン排気量(mL) | 40.9 |
ガイドバー長さ(mm) | 380 |
本体寸法(長さ×幅×高さmm) | ー |
質量(kg) | 4.4 |
標準小売価格(税別) | オープン価格 |
スチール MS230
スチール(STIHL)は、販売台数世界No.1のチェンソーブランドメーカーです。ECサイトなどはなく販売店でしか手に入りませんが、さまざまな種類のチェンソーを販売しています。排気量40㏄、出力2.0kwの エコノミーコンパクトチェンソーで、中径木の伐採や薪作りに活躍します。チェンブレーキや防振システムも搭載しており、安全にも考慮されています。
製品名 | スチール MS230 |
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燃料 | 混合ガソリン |
エンジン排気量(mL) | 40 |
ガイドバー長さ(mm) | 400 |
本体寸法(長さ×幅×高さmm) | ー |
質量(kg) | 4.6 |
標準小売価格(税別) | 56,000円 |
プロにおすすめ!ハイパワーなエンジンチェーンソー
新ダイワ E2050DS
新ダイワのE2050DSは、山林のプロのために開発された「軽さ」と「パワー」を追求したエンジンチェンソーです。排気量は50.2CCとパワフルながら4.6kgとクラス最軽量のモデルです。ガイドバーは、先端交換式スプロケットノーズバーの他、ハードノーズバー仕様もあります。
製品名 | 新ダイワ E2050DS |
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燃料 | 混合ガソリン |
エンジン排気量(mL) | 50.2 |
ガイドバー長さ(mm) | 450・480・500 |
本体寸法(長さ×幅×高さmm) | 395×235×290 |
質量(kg) | 4.6 |
標準小売価格(税別) | 191,400円~ |
共立 CS610
共立のCS610は、ハイトルクで大径木の処理に最適なプロソーです。ハンドルはフルラップハンドルで足場の悪い作業場でも取り回しが簡単です。
製品名 | 共立 CS610 |
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燃料 | 混合ガソリン |
エンジン排気量(mL) | 59.8 |
ガイドバー長さ(mm) | 500 |
本体寸法(長さ×幅×高さmm) | 448×246×296 |
質量(kg) | 6.2 |
標準小売価格(税別) | 237,600円 |
ハイガー HG-F5200
パワーのあるチェーンソーは値段が高いという方には、ハイガーのHGーF5200をおすすめします。排気量53.2cc、パワー2.2kWすなわち3馬力(PS)相当のエンジンが搭載されており、プロ仕様の機種といえます。エンジン性能に加え、重量感もあるので太い丸太であっても問題なく切ることができます。同クラスの製品としては、抜群の低価格を実現しています。
製品名 | ハイガー HG-F5200 |
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燃料 | 混合ガソリン |
エンジン排気量(mL) | 53.2 |
ガイドバー長さ(mm) | 500 |
本体寸法(長さ×幅×高さmm) | 390×240×250mm |
質量(kg) | 5.5kg |
標準小売価格(税別) | 15,980円 |
組み立てやメンテナンスなどは自分で行う必要がありますが、ハイガーの製品は値段が魅力です。ハイガーのチェンソーについてはこちらで詳しく説明しています。
おすすめの小型軽量エンジンチェンソー(ミニエンジンチェンソー)
小型あるいは軽量のエンジンチェンソーで有名なものといえば、ゼノアのトップハンドルソー「こがるシリーズ」です。世界最小最軽量を謳う製品ですので、コンパクトさや軽快さを重視する場合には間違いなくおすすめできます。さらに、機動性はもちろん、性能や機能にも妥協がなく、ゼノア独自の7枚刃クラッチドラムやオートチェンブレーキなども採用されています。トップハンドルソーなので枝上や雑木林のような狭い空間でもラクラク作業でき、枝打ち、間伐、果樹剪定、薪割りなどにもぴったりです。
電動の小型チェンソー(ミニチェンソー)についてはこちらで詳しく説明しています。
さまざまなメーカーのエンジンチェンソーについてはこちらで詳しく説明しています。