カインズで手軽に購入できるぼかし肥料や、その原材料について詳しく紹介しています。初心者の方でも安心して取り組める情報をお届けします。
カインズで購入できるぼかし肥料
カインズで購入できるぼかし肥料を紹介します。
東商 花と野菜のぼかし肥料
多種類の天然素材をこうじ菌や乳酸菌などで手間暇かけて東商独自の製法により醗酵させた『ぼかし肥料』です。発酵処理により各種栄養が増加し、肥料としての効果が高く、また各種天然素材は土をよくするので、花・野菜が立派に育ちます。
原材料は下記9種類が使用されており、100%天然素材であることを売りにしています。
三沢地域環境保全組合 ペレット 有機ぼかし肥料
6種類の有機物を混合発酵させることにより、植物に対して長期間安定的に栄養分を供給できるぼかし肥料です。炭を配合しており放線菌が多く含まれるため、有機分解が早く進み、根から早く栄養吸収されます。
鶏糞(鶏ふん)、魚滓(魚かす)、ひましカス、フェザーミールなどが配合されています。窒素(N)-リン酸(P)-カリウム(K)は、3.7%-5.0%-4.2%の含有量となっています。
北海道限定 帯広有機 ぼかし黒土
ぼかし肥料が混和された用土です。北海道限定の商品となりますが、庭木、草花、野菜、花壇などにそのまま使用できるため、人気の商品です。
ぼかし肥料の原材料も買える
カインズには、ぼかし肥料の原料となる米ぬか、油かす、魚滓(魚かす)、鶏糞(鶏ふん)、骨粉、牡蠣殻(カキ殻石灰)なども販売されています。
また、発酵のもとになる微生物のEM菌や糖蜜、コーランネオなども販売されていましたので、ご自身で作る場合にも一度店頭を覗いてみるとよいでしょう。
その他、ホームセンターでの販売
カインズ以外のホームセンターでも購入することができます。例えば、ケーヨーデイツー、コメリ、ビバホームなどの大型店舗には、ぼかし肥料や専門肥料も豊富に取り扱われているでしょう。
ホームセンターだと、ぼかし肥料を作るための原料や道具も購入できるので便利です。
その他、ぼかし肥料を購入できる場所
その他にもぼかし肥料を購入できる場所はあります。
ネット通販で手軽にぼかし肥料を購入することができます。畑などにぼかし肥料を使いたいとなったとき、大量に必要となることもありますが、ネット通販であれば、自宅まで運搬もしてくれますので手間も少なくなります。種類も豊富で、畑や作物に合わせたぼかし肥料を手に入れられます。
ぼかし肥料とは
ぼかし肥料とは、油かすや米ぬか、籾殻(もみ殻)、鶏糞(鶏ふん)など複数の有機質資材を配合させたものに土(土着菌)や発酵促進剤などを加えて、発酵させた肥料のことを指します。昔は有機質を土などで肥料分を薄めて肥効を「ぼかす」としていたことから、ぼかし肥料という名前がついたと言われています。
ぼかし肥料は、昔の農家では自分たちで独自で作っていましたが、化学肥料が発明されて窒素、リン酸、カリウム(加里)などの養分が手軽に補えるようになったことから、製造、使用されることも少なくなりました。しかし、近年は可能な限り化学肥料を使わない栽培方法(特別栽培や有機栽培)が人気となり、再び「ぼかし肥料」に注目が集まっています。
発酵させることにより、有機肥料(有機質肥料)に比べて植物が吸収することができるアンモニア態窒素、硝酸態窒素に無機化されるため、施してからすぐに肥料が効き始める速効性が備わっています。緩効性、遅効性という有機肥料の特長に、速効性を併せ持つことによって、より使い方の幅が広がる肥料となっています。
また、自分でぼかし肥料を作ることもできます。正直、良質なぼかし肥料を作るのは結構難しく手間のかかる作業なので、家庭菜園や園芸などで有機栽培に挑戦されたいという方は購入されることをおすすめします。
その他、効果など詳しい解説は、以下の記事をご覧ください。
(補足)カインズとは
カインズは、株式会社カインズが運営するホームセンターです。プランター・鉢などのガーデニング・園芸用品だけではなく、チェスト・タンス、ラグ・カーペット・マットまで暮らしのアイテムが多く取り揃えられています。
店舗だけではなく「カインズオンラインショップ」もあります。