ブルーベリーには、酸性土壌を好むという特殊な植生からブルーベリー専用肥料が多数販売されています。この記事では、ブルーベリーに使える人気の肥料、ハイポネックス 錠剤肥料 ブルーベリー用を中心に、ハイポネックスジャパンから販売されている商品の概要と使い方、その他おすすめの肥料を解説、紹介します。
ハイポネックス(Hyponex)とは?
ハイポネックスとは、園芸用肥料・園芸用品の輸入・販売などを行っている株式会社ハイポネックスジャパンが販売している肥料の総称です。ハイポネックスシリーズの肥料は様々な用途、植物に対応していて、それぞれに合った肥料を選んで使用することで、より強く立派な植物を育てることができます。口頭などで「ハイポネックス」と言われる場合には「ハイポネックス原液」という肥料を指していることが多いです。
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ハイポネックス 錠剤肥料 ブルーベリー用
肥料など園芸用品のメーカーとして信頼と実績があるハイポネックスジャパンの「ハイポネックス 錠剤肥料シリーズ ブルーベリー用」が人気です。ブルーベリーに最適な肥料成分、微量要素が配合されています。
- ブルーベリーの生育に必要な肥料成分と、鉄などの微量要素を配合されている。
- 丈夫な株をつくり、大きな果実がたくさん実ります。
- 早く効く成分とゆっくり効く成分配合により、安定した肥料効果が約2ヵ月間持続する。
- 臭いも少なく清潔なため、玄関先などで使用しても安心。
錠剤タイプで、置くだけでOKというのも便利なところです。内容量も多く、一つ購入すると長く使うことができるでしょう。
ブルーベリーは土壌4.5〜5.5のようなものなので、2〜3歳のブルーベリーの茂みをピートモスに、一日中日光が当たる場所に植え直すのが必要です。 確立されたブルーベリーの茂みの場合、この肥料を使用すると、わずか3週間で新しい成長が見られます。 2か月後の大幅な新規成長。 指示に従って製品を使用して、 この肥料を購入してよかったです。
Amazonレビュー
含有成分
N-P-K=7-7-7 マグネシウム・マンガン・ホウ素・カルシウム・有機・微量要素配合
内容量
NET30錠(10錠×3)
使い方
- 錠剤と錠剤の間隔は離して置く。
- 錠剤が植物に直接触れないように、鉢の縁に沿って置く。
- 肥料を置いた後は、水をたっぷりと与える。
- 植えつけや植え替えをした時は、2週間後から与える。
詳しくはハイポネックスジャパン公式サイトをご覧ください。
ハイポネックスのブルーベリー用の培養土(土)
ハイポネックスジャパンは、ブルーベリー専用肥料だけではなく、培養土(土)も販売しています。
初期栄養素入り、そしてブルーベリーの生育に適したpHに調整済みのため、そのまま利用することができます。ブルーベリー以外の酸性土壌を好む植物にも使えます。
植え付けや植え替え時には、ブルーベリー用の土を使うことを検討しても良いでしょう。
商品名 | ハイポネックス ブルーベリー用の土 |
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概要 |
植物用活力液 リキダスもおすすめ
リキダスは、コリン・フルボ酸・アミノ酸を独自配合した植物用活力液です。肥料ではありませんが、アミノ酸入り肥料と同様、根の張りを良くしたり、なり疲れを回復させたりする効果があります。液状タイプのものはそのまま使えるストレートタイプと希釈して使用する原液タイプがあります。便利で使いやすいアンプルタイプのものありますので、家庭菜園や園芸におすすめです。また、カルシウム(石灰)も含まれているため、トマトなどに多い尻腐れやイチゴ、レタスのチップバーンにも効果があります。
一番の万能肥料はハイポネックス原液
やはり、一番の万能肥料として知られているのはハイポネックス原液ではないでしょうか。
液体肥料(液肥)国内トップシェアを誇るハイポネックスの定番液体肥料です。ハイポネックス原液は、「三大要素(窒素、リン酸、 カリ)」の他、マグネシウムやカルシウムなどの「二次要素(多量要素)」、さらに鉄をはじめとした「微量要素」を含む15種類の栄養素を最適のバランスで配合された液体肥料(液肥)で、水で薄めて使います。
ブルーベリーにも使えおうと思えば使えますが、速効性の液体肥料であるため施用の時期ややり方には十分配慮しなければなりません。よほどの窒素不足が起きてしまってすぐに樹勢を取り戻したいとき以外には使わないほうが良いでしょう。
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ハイポネックス以外のおすすめブルーベリー肥料
ハイポネックス以外にもブルーベリーに使える肥料はたくさんあります。下記の記事で紹介しているので参考にしてください。
\ブルーベリーのおすすめ肥料一覧/
ハイポネックスのブルーベリー専用肥料を購入するには
ハイポネックスのブルーベリー専用肥料は、ホームセンター、100均、インターネットなどで購入可能です。肥料を購入できる主な場所・方法は以下のとおりです。
\購入できる場所の詳細はまとめページへ/
ブルーベリーの肥料やりの時期と与え方
それではブルーベリーの肥料はいつどのように与えればよいのでしょうか。関東地方以西を基準とした毎月の管理について、説明していきます。
- 1月・2月休眠期
冬はブルーベリーの休眠期です。肥料は与えません。
- 3月
- 4月生育期
3月に、鉢植え・庭植えともしっかり元肥を施してあるので不要です。
- 5月生育期
新しい枝や、果実のために肥料を施します。5月中旬にハイブッシュ系の早性品種に緩効性肥料を鉢植えは置き肥し、株元にドーナツ状にまいた後、用土を少し耕して混ぜ合わせます。
- 6月〜7月生育期
晩生品種のラビット系は5月下旬から6月上旬に追肥します。鉢植えは緩効性肥料は置き肥し、庭植えは株元にドーナツ状にまいた後、用土を少し耕して混ぜ合わせます。
- 8月~10月生育期
収穫が終わった木からお礼肥として、追肥をしましょう。鉢植え・庭植えともに緩効性肥料を施します。
- 10月・11月
12月休眠期収穫後のお礼肥が終わったら、肥料は次の3月まで与えません。この時期に肥料を与えると、成長した新しい枝(新梢)が冬に凍ってしまう可能性があります。
寒冷地では11月が植え替え、庭への植え付けの適期です。この時には元肥は施しません。