最近では、お掃除ロボット ルンバのような、自動で一定範囲の草刈りを行ってくれる自動草刈り機、草刈りロボットが開発、販売されるようになりました。ここでは、この自動草刈りロボットの代表2製品の、特徴と価格について解説していきます。
ロボット草刈機とは?
ロボット草刈機は、バッテリー駆動で一定の範囲の草刈りを自動で行ってくれるロボットです。お掃除ロボット ルンバをイメージするとわかりやすいかと思います。メリットは大きく3点です。
- 自力で草を刈る必要がなくなり、草刈り作業から完全に解放されます。
- 電動のため静かで、周囲や時間帯も気にせず、稼働できます。
- ロボットが平らな形状で自動運転のため、太陽光パネルの下も難なく草刈りしてくれます。
ハスクバーナ ロボット芝刈機 オートモア
ハスクバーナが展開するフルオートの自動草刈り機、ロボット草刈り機です。芝刈りがメインではありますが、果樹園での雑草刈りにも実績が認められていて、草刈りにも使えます。
刈刃は、3枚のフリーのカミソリ刃(ブレード)を繰り出します。また雨が降っても大丈夫な仕様。自動でドックに戻って充電する、まさに草刈り用のルンバです。
タイプは、広さと場所に合わせて、個人宅用から広い公園、ゴルフ場用まで対応し、105から550まで、様々な種類が展開されています。さらに家庭用のAsprieがホームシリーズのエントリーモデルとして2023年に発売されました。
製品名 | Aspire R4 | 305 | 315 |
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概要 | |||
作業広さ | 400㎡ | 600㎡ | 1,500㎡ |
製品サイズ L×W×H | 55×33×22 cm | 57×43×25 cm | 63×51×25 cm |
目安市場価格(税込) | 約148,000円 | 約190,000円 | 約250,000円 |
和同産業 ロボモア MR-300 KRONOS
こちらは農業者向け、特に果樹園に向くフルオートの自動草刈り機、ロボット草刈り機です。薄型フリー刃を繰出、切れ味を長持ちさせる構造です。果樹園での草刈りで気をつけたいポイントは、果樹を傷付けないようにすることですが、超音波センサーで障害物を検知し減速走行し、安全かつスムーズに回避する機能を備えています。斜面の傾斜角度は20°まで対応でき、凸凹も高低差10cmほどであれば乗り越えます。
一台で、約30aをカバーできる点も魅力的。充電も自動でドックに戻り行ってくれます。また、スマートフォンと連動して草刈りの状況確認ができる点や、PINコード入力強制で盗難を防止するなど、防犯性も備えており、より便利に使えるアタッチメントも豊富にあります。
製品名 | ロボモア MR-300 KRONOS |
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概要 | – |
作業広さ | 3000㎡ |
製品サイズ L×W×H | 84.5×52×36 cm |
目安市場価格(税込) | 約495,000円 |