チェンソーはガソリンを燃料とするエンジン式チェンソーと、電気を動力源とする電動チェンソーがあります。ここではおすすめの電動チェンソーの種類や特徴の他、選び方のポイントについて説明します。
電動チェンソーの種類と選び方のポイント
電動チェンソーには、コンセントにつないで使う「電気式チェンソー」と充電池を使った「充電式チェンソー(コードレスチェンソー)」があります。
コンセントがない場所ではリチウムイオンをつかった充電式チェンソーが便利ですが、電池の分重たく、使用時間が限られているのが難点です。電源コードにつないで使う電気チェンソーは、コードが邪魔になりますが、値段も安く、電圧も安定しているので電源が確保できるのであれば、電気式はおすすめです。
チェンソーを選ぶポイントは、パワーとガイドバーの長さ、重さが特に重要です。充電式チェンソーは、バッテリーの分重くなります。バッテリー電圧の高い方がパワーがありますが、値段が高額になります。ガイドバーとはチェーンソー刃の部分で、この長さが長いほど大きな木を1回できることができますが、取り回しがしにくくなります。用途や経験、力にあったチェンソーを選ぶのがポイントです。
おすすめの軽量の電動チェンソー 2選
マキタ M502
高価なイメージのあるマキタも、電気式であれば1万円程度で購入できます。バッテリーがない分2.1kgと軽量でパワフル&スピーディ、枝打ちや廃材処理、薪作り、ガーデニング等に使えます。女性や初心者の人でもおすすめの製品です。よりガイドバーが長いM503,M504もあります。
製品名 | マキタ M502 |
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概要 | |
ガイドバーの長さ | 250mm |
チェーンスピード | 7.0m/s |
電源 | 100V |
消費電力 | 770W |
質量 | 2.1kg |
サイズ | 長さ515×幅182×高さ175 |
メーカー希望小売価格(税別) | 11,300円 |
京セラ(旧リョービ)CS-2502
電動工具としては認知度の高いブランドRYOBI(リョービ)は、2018年に京セラ変わっています。京セラのCS-2502はコンパクトでバランスに優れたハーフトップハンドルタイプの電気式小型チェンソーです。スピーディー&パワフルで枝打ちや丸太まで切断可能です。よりガイドバーが長いCS-3002、CS-3602もあります。
製品名 | 京セラ(旧リョービ)CS-2502 |
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概要 | |
有効切断長さ | 250mm |
チェーンスピード | 7.3m/s |
電源 | 100V |
消費電力 | 790W |
質量 | 2.1kg |
サイズ | 長さ520×幅176×高さ175 |
メーカー希望小売価格(税別) | 12,600円 |
おすすめのハイパワーの電動チェンソー 3選
マキタ MUC3041
マキタMUC3041は、消費電力1,430Wのハイパワーな電気チェンソーです。チェーンスピードは14.5m/sとマキタ M502と比べると倍以上の速さで、薪作り、枕木の切断等に威力を発揮します。よりガイドバーが長いMUC3541,MUC4041もあります。
製品名 | マキタ MUC3041 |
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概要 | |
ガイドバーの長さ | 300mm |
チェーンスピード | 14.5m/s |
電源 | 100V |
消費電力 | 1,430W |
質量 | 3.9kg |
サイズ | 長さ455×幅245×高さ200 |
メーカー希望小売価格(税別) | 20,200円 |
京セラ(旧リョービ)CS-3610S
電動工具としては認知度の高いブランドRYOBI(リョービ)は、2018年に京セラ変わっています。京セラのCS-3610Sは消費電力1,150Wのハイパワーな電気チェンソーです。チェーンスピードは8.0m/sとマキタ製品には劣りますが、有効切断長さ360㎜でも2.9kgと軽量。力が入れやすいリアハンドルで薪切りや丸太の切断に活躍します。電気ブレーキも付いているので安全性も高い製品です。
製品名 | 京セラ(旧リョービ) |
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概要 | |
有効切断長さ | 360mm |
チェーンスピード | 8.0m/s |
電源 | 100V |
消費電力 | 1,150W |
質量 | 2.9kg |
サイズ | 長さ684×幅185×高さ173mm |
メーカー希望小売価格(税別) | 21,800円 |
ハイコーキ CS30SB
ハイコーキは、旧日立グループの会社のブランドでしたが、2017年にグループを離脱していますが創業70年以上の実績と信頼があるメーカーです。ハイコーキのCS30SBは消費電力1,430Wのハイパワーで、枝打ちからログハウスづくりまで行える電気チェンソーです。不意なキックバック時にソーチェンをストップするブレーキバー付き。よりガイドバーが長いCS35SB,CS40SBもあります。
製品名 | ハイコーキ CS30SB |
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概要 | |
ガイドバーの長さ | 300mm |
チェーンスピード | 13.5m/s |
電源 | 100V |
消費電力 | 1,430w |
質量 | 4.5kg |
サイズ | 長さ445×幅270×高さ198 |
メーカー希望小売価格(税別) | 21,400円 |
充電式チェンソーのおすすめ
充電式チェンソーは、マキタやリョービ、ハイコーキなどのブランドが有名です。充電式チェンソーはミニチェンソーと呼ばれるものからプロが使うハイパワーのものまで多くの種類があります。
充電式のタイプ別のおすすめのチェンソーについては、こちらで詳しく説明しています。
DIYや家具の解体などには、ハンディタイプのミニチェンソーもおすすめです。
まとめ
電動チェーンソーは、エンジン式に比べパワーはありませんが音も静かで、ガソリンによる排気ガスの臭いもありません。スイッチ一つですぐに動かせるのが魅力です。しかし手軽に使えるとはいえ、刃を扱うものですので安全性には注意し服装、点検等を怠らないようにしましょう。
パワーのあるエンジン式チェンソーを使いたい場合には詳しい記事がありますのでそちらも参考にしてください。