エコー(ECHO)のチェンソーを知っていますか?昔から知っているという人もいるかもしれません。あるいは、鋸(ノコギリ)での剪定、枝打ち、伐木作業を断念して足を運んだホームセンターで見かけたという人もいるかもしれません。
この記事では、エコー(ECHO)のチェンソーに注目して紹介します。
エコー(ECHO)とは?
エコー(ECHO)は、株式会社やまびこのもつ製品ブランドのひとつです。小型屋外作業機械と農業用管理機械を展開するグローバルブランドと位置付けられています。もともとは株式会社共立が、共立(KIORITZ)ブランドとエコー(ECHO)ブランドを展開しており、それぞれ日本国内向けと海外向けとしてすみ分けていました。
株式会社共立と新ダイワ工業株式会社が2008年12月に持株会社を設立、2009年10月に両社を吸収合併して誕生したのが、株式会社やまびこです。したがって、株式会社やまびこは、共立(KIORITZ)、エコー(ECHO)、新ダイワ(shindaiwa)という3つの強力なブランドを擁することになり今に至ります。
株式会社やまびこは、東京証券取引所市場第一部に上場しています。また、エンジンの素材であるアルミを溶かすところからはじめ、製品完成までの工程を自社で一貫して行っている技術力の高い会社でもあります。さらに、世界90か国以上に製品展開をしており、海外売上高比率は6割を超えるグローバルカンパニーでもあります。これらのことからも、安心感や信頼度の高いメーカーといえるでしょう。
エコーチェンソー(ECHOチェンソー)の評判は?
エコーは、小型屋外作業機械と農業用管理機械を展開するグローバルブランドと位置付けられています。ただし、エコーチェンソーは日本国内でも販売されており、ホームセンターなどで見かけることができます。そうした背景もあり、エコーチェンソーは一般用、共立チェンソーはプロ用と認識している人もいるようです。
実際に、世の中にはプロ用のチェンソーというものがありますが、抜群の性能を誇る反面、価格は数十万円に及ぶこともあります。林業や造園業にプロとして従事するなどでなく、普段使いということであれば、一般用のチェンソーで十分といえます。とりわけエコーチェンソーは、一流メーカーの老舗ブランドですので安心安全に使うことができるでしょう。
それぞれのカテゴリーやモデルごとに得意不得意な作業はありますが、庭木や枝の剪定、丸太や木材の切断、伐採、伐木、薪割り、日曜大工、木工などほとんどの作業をこなすことができます。あなたにぴったりの1台を探してみましょう。
エコーチェンソーのラインナップ
エコーには、燃料を使用するエンジンチェンソー、充電式の電動チェンソーの両タイプがあります。使い方や用途によって「トップハンドルソー」、「オールラウンドソー」、「50Vバッテリー」の3つのカテゴリーに分類されています。
トップハンドルソー
軽量コンパクトという特長があります。手軽に操作できるので、庭や果樹園での枝打ちのほか、DIY作業や薪づくりなどのホビー用途でも活躍します。ECS300TPSには、目立て作業が簡単にできるシャープナーが付いています。
オールラウンドソー
農作業や山仕事にも使えるモデルが揃っています。「トップハンドルソー」よりも力が入れやすいので、よりパワフルな作業に対応します。立ち木伐倒、間伐なども可能です。ECS352Aはオートチョークのため、チョーク操作が不要で、始動が極めて簡単です(プライミングポンプを数回押して、スタータロープを引くだけでOKです)。
50Vバッテリー
充電式の電動チェンソーです。一般的に電動チェンソーには、騒音が小さく、排気ガスゼロで環境にやさしく、メンテナンスも楽といった特長があります。さらにエコーの「50Vバッテリー」チェンソーの場合は、高電圧リチウムイオンバッテリーの採用によってエンジンチェンソーにも劣らない切れ味を発揮します。使用するバッテリーは、チェンソーだけでなく、ヘッジトリマー、刈払機、ブロワにも対応するので便利です。
多くのモデルが用意されていますが本体としては、パワータイプのBCS56V、軽量タイプのBCS510Tがベースになります(ソーチェンやガイドバーの違い、バッテリーの有無などによりモデル名が異なります)。ナット脱落防止機構、スケルトンオイルタンク、工具レスオイルキャップなどの充実した機能が採用されています。
すべてのチェンソーを一覧表で比較
上記したエコーチェンソーのスペックをまとめました。製品選びに役立ててください。
製品名 | エコー ECS300T/S | エコー ECS300T | エコー ECS300TPS | エコー ECS300W | エコー ECS352A | エコー GC351 | エコー GC351L | エコー GC371 | エコー GC421 | エコー BCS56V | エコー BCS56V-35H25 | エコー BCS510T/20SC25 | エコー BCS510T/20HC25 | エコー BCS510T/25SC25 | エコー BCS510T/25HC25 |
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概要 | |||||||||||||||
分類 | トップハンドルソー | トップハンドルソー | トップハンドルソー | オールラウンドソー | オールラウンドソー | オールラウンドソー | オールラウンドソー | オールラウンドソー | オールラウンドソー | 50Vバッテリー | 50Vバッテリー | 50Vバッテリー | 50Vバッテリー | 50Vバッテリー | 50Vバッテリー |
動力源や燃料 | 混合燃料 | 混合燃料 | 混合燃料 | 混合燃料 | 混合燃料 | 混合燃料 | 混合燃料 | 混合燃料 | 混合燃料 | バッテリー | バッテリー | バッテリー | バッテリー | バッテリー | バッテリー |
エンジン排気量(cm3) | 26.9 | 26.9 | 26.9 | 26.9 | 34.0 | 34.0 | 34.0 | 36.3 | 40.2 | ー | ー | ー | ー | ー | ー |
バッテリー電圧(V) | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | 50 | 50 | 50 | 50 | 50 | 50 |
付属バッテリー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | 1Pバッテリー | 1Pバッテリー | 1Pバッテリー | 1Pバッテリー |
チェンタイプ | 91PX-40E | 91PX-52E | PS52 | 91PX-52E | 91PX-52E | 91PX-52E | 91PX-57E | 91PX-58E | 21BPX-72E | 90PX-52E | 25AP-76E | 25AP-52E | 25AP-52E | 25AP-60E | 25AP-60E |
バーサイズ(cm) | 25 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 40 | 40 | 45 | 35 | 35 | 20 | 20 | 25 | 25 |
ガイドバー種類 | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | スプロケットノーズバー | ハードノーズバー | 先細スプロケットノーズバー | カービングバー | 先細スプロケットノーズバー | カービングバー |
本体寸法(長さ×幅×高さmm) | 257×214×210 | 257×214×210 | 257×214×210 | 380×220×234 | 396×232×273 | 396×232×273 | 396×232×273 | 393×243×277 | 393×243×277 | 459×219×262 | 459×219×262 | 259×188×209 | 259×188×209 | 259×188×209 | 259×188×209 |
本体質量(kg) | 3.0 | 3.0 | 3.0 | 3.1 | 4.0 | 4.0 | 4.0 | 4.6 | 4.6 | 3.1 | 3.1 | 1.7 | 1.7 | 1.7 | 1.7 |
3軸合成値(m/s2) | 6.0 | 6.0 | 6.0 | 6.5 | 4.6 | 4.6 | 4.6 | 5.8 | 4.8 | 3.9 | 3.9 | 4.3 | 4.3 | 4.3 | 4.3 |
メーカー希望小売価格(税込) | オープン価格 | オープン価格 | オープン価格 | オープン価格 | オープン価格 | オープン価格 | オープン価格 | オープン価格 | オープン価格 | 62,700円~ | 62,700円~ | 85,800円 | 90,200円 | 88,000円 | 92,400円 |
エコーチェンソーの部品
チェンソーは多くの部品(パーツ)で構成されています。使い続けることで部品(パーツ)は摩耗し消耗していきます。とりわけメンテナンスや修理が必要になってくるであろう部品に次のようなものがあります。
替刃
替刃(ソーチェン)には、主としてオレゴン製(OREGON)のものが使われています。指定のチェンタイプ(型番)を選ぶようにしましょう。
オイル
オイルには潤滑油としての働きがあり、機械のパフォーマンスを発揮させるとともに、製品寿命を延ばすことにつながります。チェンソーにおいては、チェンオイルとエンジンオイルの2つが必要です。エコーチェンソーにおいては、やまびこ純正のオイルを使うよう案内されています。
エコーチェンソーの修理
製品の故障修理は、全国のやまびこサービスショップで対応するとされています。エコーのホームページに、一覧が掲載されています。確認の上、近くの店に連絡してみるとよいでしょう。農機具店が多いですが、ホームセンターでも対応している場合があります。
エコーチェンソーを中古で買いたいときは
販売が終了した旧モデルを入手したい人もいるでしょう。あるいは、新品でなくてもいいからエコーチェンソーをもっと安く入手したいという人もいるかもしれません。そうした場合におすすめなのが、大手オークションサイトである「ヤフオク!」を利用する方法です。
オークションというと落札するために価格を随時確認しなくてはいけないなど煩わしいイメージがあるかもしれませんが、実は現在の「ヤフオク!」には「定額」で出品されている商品が多くあります。「定額」で出品されている商品は、オークション形式とは異なり、表示されている価格に対し購入ボタンを押すだけで即時取引完了となります。このように煩わしさもなくなっているばかりか、農機商品の取扱い数も急拡大しており、非常に使い勝手のよいサービスに進化しています。
以下にリンクを用意しましたので、ぜひ一度のぞいてみるとよいでしょう。
=>ヤフオク!で検索してみるまとめ
エコー(ECHO)は、株式会社やまびこのもつ製品ブランドのひとつで、小型屋外作業機械と農業用管理機械を展開するグローバルブランドと位置付けられています。エコーチェンソーは、使い方や用途によって「トップハンドルソー」、「オールラウンドソー」、「50Vバッテリー」の3つのカテゴリーに分類されています。それぞれのカテゴリーやモデルごとに得意不得意な作業はありますが、庭木や枝の剪定、丸太や木材の切断、伐採、伐木、薪割り、日曜大工、木工などほとんどの作業をこなすことができます。あなたにぴったりの1台を探してみましょう。
購入には選択肢を多くもつためにも、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、モノタロウなどのショッピングサイトも活用してみましょう。ショッピングサイトはいわゆる通販サイトとも似ていますが、複数のショップやストアにまたがった買い物ができることから利便性が高いのが特長です(家電、パソコン、カメラ、アクセサリー、時計、打楽器、弦楽器、管楽器、本、コミック、ファッション、靴、スポーツ用品、アウトドア用品、ペット用品、キッチン用品、インテリア用品、家具、工具、プラモデル、おもちゃ、ゲーム、自動車、食品まで何でもそろいます)。出荷元と配送先にもよりますが昨今は物流が発達しているので、早ければ注文の翌日や翌々日には手元に届きます。また、送料を考慮しても実店舗で購入するより安いケースも多いです。
なお、他の売れ筋ブランドであったり、類似メーカーとしては以下のようなものもあります。興味がある場合には、ぜひチェックしてみるとよいでしょう。