背負い式草刈機(刈払機)は、肩掛け式草刈機に比べて腰や腕への負担が少なく、長時間でも疲れないことからプロの農家の方に人気です。ここでは背負い式草刈機(刈払機)のおすすめ製品について、排気量別にランキング形式紹介します。
背負い式草刈機おすすめランキング
排気量別に背負い式草刈機(刈払機)のおすすめランキングBEST3を紹介します。
排気量 23ml以下
家庭用や、平地の草刈りなら23ml以下でも十分です。刈刃はチップソーが基本です。ナイロンコードを使いたい人はよりパワーのあるものがよいでしょう。
1位 ゼノア TKZ235
ゼノアのコストパフォーマンスに優れた、ジャストシリーズの背負い式草刈機「TKZ235」は、始動性・パワー・重さ・耐久性と4つのバランスが取れたタイプ。排気量は22.5mlで重さは7.1kg。
エコで燃費効率のよい、ストラトチャージドエンジンが搭載され、安定性が増したエンジンと、エンジン回転を固定でき、トリガーを握ることでエンジンが回転するSTレバーも搭載されているので操作性、安全性にも優れています。市場価格は57,000円ほど。高品質で安価な背負い式草刈り機です。
2位 BIG-M BCS2340S
丸山製作所のBIG-Mは、DIYルート向けに開発されたブランド。エンジンスタートはリコイル方式ですが、スプリングにより軽い力で素早く引くことでエンジンがかかるRスタートが搭載されています。また燃料タンクが1.0Lと大きいので、長時間作業することが可能です。本体質量は7.5kgと少し重めですが市場価格が4万円以下と安価なのが魅力です。
3位 新ダイワ RK1121-PT
排気量は20.9mlとパワーはありませんが、本体質量6.2kgと軽いのが魅力。パワーはなくても、軽量なものがほしい人には、新ダイワのRK1121-PTがおすすめ。
農機具メーカーとして古くから信頼のある株式会社やまびこの「新ダイワ」ブランドの背負い式刈払機です。低排出ガス・低燃費の「エコロジー&エコノミー」なECOエンジン搭載。スタートは、蓄力Softiスタートを採用。リコイルロープを早く引かなくてもエンジンが起動するので、力の弱い女性でも楽にエンジンをかけることができます。市場価格も58,000円ほど経済的です。
排気量 26ml前後
一般的に広く使われるタイプです。農地や緑地整備におすすめ。
1位 ゼノア BKZ275L-DC
こちらの製品には、ゼノアの背負式刈払機最大の特徴である、スイベルギアケースとエンジン部がくるくる自由自在に回転する独自のマウント方式「くるくるカッター」機能付き。作業竿も自在に動き持ち替えることも楽になります。
ハンドルは背負式ループハンドルで、ジュラルミン・ロングパイプ、排ガス規制をクリアした低燃費なエコエンジン、新型キャブレタ使用の「ストラト・チャージドエンジン」を搭載した、ハスクバーナ ゼノアが誇る背負い式刈払機です。排気量25.4mLのため、ナイロンカッターも使用できる万能モデルで、腕に負担なく長時間の草刈り作業ができます。 操作スロットルは使い易くて操作が簡単なSTレバー式に変更、手を離しても回転数を一定に保てるから作業者の負担を軽減します。
2位 丸山製作所 MBS2710
丸山製作所のMBS2710は排気量26mlで7.1kgと軽さにこだわったモデル。実際の質量だけでなく、使用中のバランスを考慮し、体感重量の軽量化を図り、疲れにくい草刈機として開発された製品です。防振ゴム+板バネを組み合わせたW防振を採用して、振動を抑えています。
またスタートは、蓄力式リコイルの採用。背引き式でのスタートが可能です。クラッチケース一体型アルミファンカバーのため、熱にも強くナイロンコードも安心して使えます。
3位 共立 RMS2630
エンジンの始動は、各社さまざまな工夫をしていますが、共立のRMS2630はスナップスタート。スナップスタートは、背中から降ろすことなく、グリップ付近に配置されたリコイルノブを引くことで、手元でエンジン始動することができます。
排気量25.4ml、ループハンドル+グリップハンドル操作桿モデルで、重さは7.9kgです。
排気量 30ml以上
1位 スチール FR111
スチール(STIHL)の製品は、ドイツの林業機械メーカーで、日本ではホームセンターやECサイトでもあまり見かけない、プロ向けの製品です。排気量31.4mLのSTIHL4ストロークエンジン搭載。スチール(STIHL)の4ストロークエンジンは、4サイクルエンジンと2サイクルエンジンの長所を巧みに融合させた高トルク・ハイパワー、オイル点検・補充・交換が不要で、静粛性と有害排気ガスの低減を実現した非常に優れたエンジンです。
ループハンドルで竿にマルチファンクションハンドルグリップが付いていて、防振システムも完備しています。ループハンドルのため、狭い藪や灌木の刈り込みに適していて、斜面を刈り込むのにも使えます。排気量31.4ml、本体質量は7.9gと軽量です。
2位 ゼノア BKZ315
ゼノアの背負式刈払機最大の特徴である、スイベルギアケースとエンジン部がくるくる自由自在に回転する独自のマウント方式「くるくるカッター」機能付き。作業竿も自在に動き持ち替えることも楽になります。
環境にやさしく、低燃費なストラト・チャージドエンジンが搭載され、安全を重視した「STレバー」を採用。ハンドルは、ループとバーが選べ、プラス12センチのロングパイプ仕様の製品もあります。排気量は29.5mlで本体質量は8.4kgです。
3位 共立 RME3000
RME3000は、共立の刈払機の主な機能をすべて搭載した高スペックモデル。低排出ガス・低燃費の「エコロジー&エコノミー」なECOエンジン、背引きスタート、排気ガスとエンジン冷却用の冷却風を一緒に排出し、背当後方付近の熱がこもりにくくなるフロントベンチレーションシステムなどが搭載れ、ハイパワーで高能率な作業が行えます。ループハンドル+グリップハンドル操作桿モデルのRME3000BL、バーハンドル & ひじ当て操作桿モデルのRME3000BWがあります。
排気量は29.5ml、重量が9.2kgと重いので体力のある方にはおすすめ。
背負い式草刈機(刈払機)の排気量について
背負い式草刈機は、農家や造園業の方が使うことが多いためパワーがあり、長時間使えるエンジン式が主流です。マキタは2020年3月にエンジン式の刈払機の製造を終了しているため、充電式の背負い式草刈機を販売しています。
草刈機(刈払機)は、排気量が高いほどパワーがあり、パワーのある草刈機は、硬く生い茂った雑草もバンバン刈ることができます。しかし、排気量が大きいとエンジンも大きくなり、大きなエンジンに耐えるために他の部分も補強されるため、本体が重くなるため使い勝手が悪くなるという弱点もあります。
背負い式草刈機(刈払機)は、排気量が20ml~23ml、26ml前後、30ml以上のもの大きく分けられます。自分の使いたい用途に合わせた排気量の草刈機を選ぶことが重要です。
- 23ml以下のものは、家の周りの草刈りや、家庭菜園、畔刈りなどに使えます。このクラスの草刈機は軽いものが多いので、女性や体力に自信のない方でも手軽につかうことができます。
- 26ml前後の草刈機は農業用地の草刈りや、公園などの整備など緑地管理にもよく使われます。パワーもあるのでナイロンコードも使うことができます。
- 30ml以上の排気量の草刈機は、山林の下草などにも使えます。硬い草でも刈り取ることができ、広い場所に草が生い茂ってしまっている場所などでも、効率よく草を刈ることができます。