ハイポネックスは、ハイポネックス原液だけでなく、芝生専用の固形肥料や液体肥料など、芝生に使える速効性や持続性に優れた製品を展開しています。芝生の種類に合わせて使用可能で、土壌改良や栄養補給に役立ちます。
ハイポネックス(Hyponex)とは?
ハイポネックスとは、園芸用肥料・園芸用品の輸入・販売などを行っている株式会社ハイポネックスジャパンが販売している肥料の総称です。ハイポネックスシリーズの肥料は様々な用途、植物に対応していて、それぞれに合った肥料を選んで使用することで、より強く立派な植物を育てることができます。口頭などで「ハイポネックス」と言われる場合には「ハイポネックス原液」という肥料を指していることが多いです。
HYPONEX 芝生の肥料
主な内容
ハイポネックスジャパンが製造販売する芝生用の固形肥料です。ばらまくと芝生の隙間に入りやすい細粒タイプで、鮮やかな緑色の濃い、密な芝生に生長させます。
窒素(チッソ):リン酸:カリ=10:9:9で配合されているほか、芝生の生育に必要なマグネシウム、カルシウムも2:15と豊富に配合されているのが特長です。さらに腐植酸を配合、天然由来の有機質も加え土壌改良にも適しています。
使い方
- 春から秋の生育期にできるだけ均一になるようにばら撒いてください。
- 肥料を撒いた後は、水をたっぷりと与えます。
- 芝生の刈り込みは、肥料を施肥した後の2〜3日間は控えてください。
- 芝生の張り替え後1ヶ月は施肥を控えましょう。
詳しくはハイポネックスジャパン公式サイトをご覧ください。
HYPONEX 芝生の液肥
主な内容
ハイポネックスジャパンが製造販売する芝生用の液体肥料(液肥)です。栄養分がすばやく浸透し、色鮮やかで丈夫な芝に育てます。天然由来の有機質を配合している溶液です。
窒素(チッソ):リン酸:カリ=5:2:4で配合されているほか、葉緑素(クロロフィル)の元となるミネラル分をバランス良く配合しています。地下深層水から抽出した天然有機物「かん水フルボ酸」を配合していて、葉色を良くする使い勝手に優れた液肥です。
使い方
- 春から秋の生育期にできるだけ均一になるように散布してください。
- 説明書の希釈率に従って希釈(うすめる)して使用しましょう。
- 芝生の張り替え後は根が活着するまで(2〜3週間)施肥を控えましょう。
詳しくはハイポネックスジャパン公式サイトをご覧ください。
ハイポネックス原液
ハイポネックと言えば、万能肥料として知られているハイポネックス原液を思い浮かべる方も大きのではないでしょうか。
液体肥料(液肥)国内トップシェアを誇るハイポネックスの定番液体肥料です。ハイポネックス原液は、「三大要素(窒素、リン酸、 カリ)」の他、マグネシウムやカルシウムなどの「二次要素(多量要素)」、さらに鉄をはじめとした「微量要素」を含む15種類の栄養素を最適のバランスで配合された液体肥料(液肥)で、水で薄めて使います。
芝生に使う際は、速効性の液体肥料であるため施用の時期、やり方には十分配慮してください。窒素不足が起きてしまって、すぐに元気を取り戻したいときなどが効果的です。
マグァンプK
ハイポネックスジャパンが販売する元肥用の定番の粒状肥料です。「チッソ・リンサン・カリ」植物の生育に必要な三要素は勿論、マグネシウムやアンモニウムなどの二次要素・微量要素もしっかりと配合されていて、元肥に申し分ありません。土にしっかり混ぜて、大粒で約2年、中粒で約1年、生長効果が持続します。マグァンプK 小粒は追肥に有効です。
芝生肥料ハイポネックスは高麗芝、日本芝のような暖地型の芝生にも、ブルーグラス、ケンタッキーグラスのような寒地型の芝生にも使用できます。
ハイポネックス以外のおすすめ芝生肥料
ハイポネックス以外にも芝生に使える肥料はたくさんあります。サッチを分解したり、除草成分もある肥料もありますし、メネデールやバロネスからも様々な芝生用の肥料が販売されています。下記の記事で紹介しているので参考にしてみてください。