噴霧器とは?
噴霧器とは「水や薬液を霧のように高圧噴射するための器具」で、スプレイヤーとも呼ばれます。
大まかなタイプとしては、ガソリンや電気を使わず、手動で行う「手動式噴霧器」、電池や充電式バッテリー、コンセントからの電気で動く「電動式噴霧器」、そしてガソリンで動く「ガソリン式噴霧器」があります。
そして農業界では、手動ではない「電動式噴霧器」「ガソリン式噴霧器」を「動力噴霧器(通称:動噴(どうふん))」と呼んでいます。特に「ガソリン式噴霧器」を動噴と呼んでいるケースが多いです。
噴霧器と除草剤専用の噴霧器は違いがあるのか
結論から言いますと、噴霧器自体に除草剤用や殺虫剤用といった違いはありません。除草剤や殺虫剤という薬剤、用途で変わってくるのはノズル(噴口)になります。
噴霧器のノズル(噴口)とは?
ノズル(噴口)は本当に多くの種類がありますが、除草剤の散布使用に適しているのは、一般的な「単頭ノズル」、または広範囲での散布には「2頭などの複数口のノズル」になります。水圧が強い「鉄砲型」と呼ばれるノズルは除草剤の散布には適さないケースが多いです。
除草剤の散布におすすめのノズルは、単頭ノズルだと、下記のような「セフティー3 SJN-1 噴霧器用除草剤ノズル」のようなシンプルなものから、「セフティ3 動噴用噴口 キリナシ1頭口」のような除草剤専用ノズルで薬液を泡状にして散布するノズルや扇状に散水するもの、伸縮の仕組みが異なる様々なものがあります。
また、ラウンドアップを販売している日産化学株式会社から、従来よりも少量の除草剤で効果を維持して散布できる「ラウンドノズルULV5」というノズルや同様の形状の「セフティ3 除草用 ラウンドノズル25」もありますので参考にしてみてください。
こちらの商品は使用したい噴霧器に合うものを選ぶ必要があります。詳しくは下記を参考にしてください。